【MA日本キック】16歳の響貴、僅か4戦目で伝統の王座奪取
▼第7試合 MA日本ライト級王座決定戦 3分3R延長1R
●耀織(Y’s glow/MA日本ライト級1位)
判定0‐2 ※28‐28、27‐28、27‐28
〇昇也(士道館士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者)
※昇也が計量オーバーのために王者になれず
前王者・遠藤駿平が返上したMA日本ライト級王座を懸けて耀織と昇也が激突。耀織は空手仕込みの多彩な蹴り技と勝気なファイトスタイルを武器に、現在はREBELS、KNOCK OUTを主戦場に活躍。2019年6月の与座優貴戦、11月の鈴木千裕戦と連敗していたが、昨年12月に元REBELS初代63kg級王者・丹羽圭介を蹴り技で圧倒。3R終了直前にキックでは珍しい内回し蹴りを炸裂させKO勝ちしている。
対する昇也はBigbangスーパーライト級王者。塾長・村上竜司の魂を受け継ぐ強打のパンチと蹴り技を得意とし、前戦となった昨年9月の鈴木千裕戦では3R TKO負けしたのものの激闘を繰り広げ、その存在感を大いにアピールした。
なお、昇也が前日計量で1.8kgもオーバーで契約体重をクリアできなかったために、減点2からスタート、グローブハンデありで行われることに。耀織が勝利した場合のみ、王者に認定されることとなった。
1Rゴングと同時に、飛びヒザの奇襲攻撃を仕掛ける耀織。お互いに上下に散らす蹴り技主体に攻める。足技を自由に使いこなすことが得意な耀織は左ミドル、前蹴りと的確に入れていくが、全く臆することなく昇也は前進。
2R、打ち合う中、耀織の右ストレートの打ち終わりを狙って、昇也が左ストレートを炸裂させダウンを奪う。立ち上がる耀織に、接近戦を仕掛ける昇也は組み付いてのヒザで削っていく。耀織はヒジを狙い、昇也は右目じりを少しカット。
3R、パンチ主体の攻めの昇也に、耀織はカカト落とし、胴回し回転蹴りと大技連発でKO狙いも決定打はなし。終了間際にはお互いにノーガードで打ち合い試合終了。昇也が僅差の判定で勝利したが、王者に認定されず計量オーバーに泣く結果となった。
▼第5試合 MA日本ウェルター級王座決定戦 3分3R延長1R
●降籏健嗣(士道館ひばりヶ丘道場/MA日本スーパーウェルター級1位)
判定0‐3 ※27‐30、28‐30、27‐30
〇力也(士道館士魂村上塾/MA日本ウェルター級2位)
※力也が新王者に
士道館同士の対戦となった王座決定戦。その風貌から“修行僧”のニックネームを持つ降籏は12戦7勝(2KO)4敗1分の戦績を持つ31歳。対する力也は回転の速いパンチを得意とし、戦績は16戦10勝(7KO)6敗の26歳。過去にはモハン・ドラゴンを秒殺KOした戦績が光る。
1R、右インロー主体の攻めの力也に対し、降籏は右ロー、右ストレート。距離が詰まれば打ち合うが、お互いに見合う時間が長く慎重な出だし。
2R、ローから右ストレートをヒットさせた力也は右ハイで降籏の額をカットさせる。ここでも慎重な攻防戦となり、3Rになってようやく試合が動く。右インローを効かせた力也が左ストレートを浴びせてダウン奪取。降籏は巻き返しを狙って前進したが、逃げ切った力也が判定勝ちでベルトを巻いた。
▼第4試合 ライト級 3分3R
〇平澤優聖(士道館植野道場)
KO 2R1分20秒
●旭野 穂(野良犬道場)
▼第3試合 空手エキシビションマッチ 2分1R
〇横山伸吾(士道館横山道場)
一本 1R ※腕ひしぎ十字固め
●藤本育之(士道館士魂関根塾)
▼第2試合 空手マッチ 2分1R
〇山田貴市(士道館浜松山田道場)
判定3‐0
●西田浩樹(岡山県極真空手西田道場)
▼第1試合 空手マッチ 2分1R
〇銭場遥斗(士道館大久保道場)
KO 1R31秒 ※左ハイキック
●牧山陽一(士道館植野道場)
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