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【BOM】朝陽が伏兵PONちゃんに苦戦も判定勝利、名高は左ヒジ一撃で貫禄の初回KO=4.11第1部

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2021/04/11(日)UP

HIROYUKIが圧巻KO勝利

▼第9試合 BOM バンタム級(53.52kg)契約3分5R(延長なし)(肘あり)
○HIROYUKI(RIKIX)
KO 4R1分7秒 ※右フック
●小嶋・Nor Nakusin(ノーナクシン ムエタイジム)

 HIROYUKIは17年5月に瀧澤博人を下し新日本キックバンタム級王座を戴冠、フライ級に続いての二階級制覇を達成した。昨年1月に古巣の目黒藤本ジムが閉鎖したことにより、小野寺力率いる『RIKIX』へ移籍。BOMへは同6月の無観客大会へ参戦し、石井一成にダウンを奪われBOMスーパーフライ級王座を逃している。

 対する小嶋は卓越したムエタイテクニックでデビュー以来9戦負けなしの快進撃を記録。これまでルンピニージャパン、WPMF日本、J-NETWORKのバンタム級王座3つを獲得している。BOMへは今回が初参戦。

 1R、両者前蹴りで牽制。小嶋が静かな立ち上がりの中、HIROYUKIがジャブから右ボディストレート、右ハイキック、飛び膝蹴りと攻撃に変化を加える。小嶋はガードを固め右ミドル、ロー。終盤にHIROYUKIがフェイントから右フックをヒット。

HIROYUKIの右ストレートで小嶋がダウン

 2R、小嶋が右ミドルで圧力を強める。HIROYUKIは右ローのダブル、ワンツーで距離を詰めると、小嶋は強い右ミドルで押し返す。小嶋の右ミドルにHIROYUKIが右のストレートを合わせ、クリーンヒットを許した小嶋がダウンを喫する。

 3R、HIROYUKIが右ストレートを上下に散らす。右のヒザを小嶋のボディに突き刺すと、小嶋は組み付いてヒザ。右テンカオから組み付いてヒザ連打と、小嶋は組みヒザに活路を見いだす。HIROYUKIは離れれば強いワンツーを小嶋のガードの上からたたき込む。

 4R、右ミドルで圧力をかける小嶋。下がるHIROYUKIは、小嶋の右ミドルに合わせて右ストレートをカウンターでヒットさせ、2度目のダウンを奪う。立ち上がる小嶋だったが、HIROYUKIがさらに右フックをヒットさせ、前のめりにダウン。レフェリーが試合を止め、HIROYUKIがKO勝利を勝ち取った。

▶︎次ページは、健太vs晃希 戦

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