【新日本キック】勝次がKO勝利で3連敗から脱出、アリスは突貫ファイターに悔しい黒星
新日本キックボクシング協会(2P目)
『TITANS NEOS 28』
2021年4月11日(日)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント(第10試合) 62.5kg契約 3分3R
〇重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
●リュウイチ(FREE/TENKAICHIスーパーライト級王者)
重森は”神撃キッカー”の異名を持ち、多彩かつ強烈な蹴り技を武器に戦う。新日本キックボクシングではバンタム級、フェザー級の2階級を制覇。2019年7月にはWKBA世界ライト級王座を手にしている。
対するリュウイチは沖縄の格闘技イベント『TENKAICHI』を主戦場とするファイター。昨年3月に2度目のTENKAICHIキックボクシングスーパーライト級王座となった。アマチュアボクシングの高校国体選手という経歴を持つリュウイチは、得意のパンチで重森撃破を狙う。
1R、オーソドックスの重森に、サウスポーのリュウイチ。重森は開始直後、いきなり鋭く重い右ミドルをリュウイチの左脇腹に蹴りつける。ガードしないリュウイチの腹に、何度もミドルが入り、強烈な打撃音が会場に響き渡る。
重森はミドル、ハイを主体にジャブや打ち下ろしの右ストレートを追加し、パンチャーのリュウイチを入らせない。腹を蹴られまくるリュウイチが、一瞬腰を落としかける場面も。しかしラストにはリュウイチが突貫し、右フックをヒットさせる。
2R後半、リュウイチの前足に、重森のインローが入ると、リュウイチの動きが止まる。すると重森がローキック攻めに転換。リュウイチの前足をインロー、アウトローと構わず蹴りつける。カットしないが、頑丈さで耐えるリュウイチは、愚直にパンチを振るう。
3R、今度はヒザ蹴り攻めに切り替える重森。ミドルやローから、右ヒザに切り替え、組んではヒザを連打。しかしヒザの距離はリュウイチのフックの距離でもある。ここでリュウイチの左フック、右フックが重森にヒット。顔を背ける重森だが、怒涛の組みヒザで数倍返し。リュウイチがロープ際で背を向ける場面も。
終始コントロールし、ヒット数でも圧倒した重森だが、リュウイチをダウン、KOさせるには至らず。重森フルマークの判定勝ちとなった。
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