【UFC】元ミドル級王者ウィテカーがフルマークの完勝、伝統派空手の攻撃でガステラムを一蹴
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス24』
2021年4月18日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼ミドル級マッチ
○ロバート・ウィテカー(ニュージーランド)
判定3-0 ※三者ともに50-45
●ケルヴィン・ガステラム(アメリカ)
今大会のメインイベントで、元ミドル級王者で現ランキング1位のロバート・ウィテカー(ニュージーランド)が、185.5ポンド(84.14kg)と、同ランク8位のケルヴィン・ガステラム(米国)が激突。
剛柔流空手をベースにするウィテカーは17年7月のミドル級暫定王座決定戦でヨエル・ロメロに勝利し、オーストラリア人初のUFC世界王者に。19年にイスラエル・アデサニヤと同級王座統一戦を争い、KO負けで王座陥落。しかし、昨年は2戦全勝と波に乗っている。
対するガステラムは豪腕で知られる実力者。19年4月のアデサニヤとのミドル級暫定王座決定戦で敗れるなど3連敗していたが、今年2月にイアン・ハイニッシュを判定で下し、復活をアピールしていた。
ウィテカーとガステラムは過去、19年2月にタイトル戦を行う予定だったが、その際にウィテカーが試合当日に腸ヘルニアで欠場し中止に。2年越し未完のままの対戦の軍配は、ウィテカーか、ガステラムか。
1R、ウィテカーがオーソドックス、ガステラムはサウスポーの構え。ウィテカーの右ハイキックがガステラムの額にヒット。ガステラムが身体ごと飛ばされる。ウィテカーがボディロックからテイクダウンに成功。ウィテカーがハーフの状態からヒジやパウンドを落とし続ける。
2R、ウィテカーがもろ差しから浴びせ倒しでテイクダウンに成功もガステラムがすぐに立ち上がる。ガステラムが強い圧力をかけるが、ウィテカーが突く様な左ジャブ、右ストレートを当て、ガステラムの顔面が跳ね上がる。
3Rと4Rは同様の展開。ウィテカーが伝統派空手の打撃でガステラムを圧倒。ワンツー、右ハイや、ガステラムの前足の膝へ関節蹴りや膝裏へのローを当てていく。
5R、残り2分にウィテカーがシングルからテイクダウンに成功。上からパウンドを落としながら、バックポジションを取り、グラウンドコントロールでガステラムの動きを封じる。ウィテカーが三者とも50-45とフルマークの判定で完勝した。
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