【ボクシング】元ラグビースターが何とタックルで倒す! 五輪直前フニが反撃の豪快KO勝利
6月16日(現地時間)豪州シドニーのインターナショナル・コンベンション・センターでプロボクシング オーストラリアヘビー級タイトルマッチが行われ、東京五輪に出場を決めている王者ジャスティス・フニ(22=豪州)が元ラグビースターでプロボクシング11勝(6KO)無敗のポール・ガレン(39=豪州)に10R TKOで勝利し初防衛に成功した。
ガレンは昨年12月、K-1でも活躍した”サモアの怪人”マーク・ハントに判定勝利、今年4月には豪快なフックの連打で元WBA世界ヘビー級王者のルーカス・ブラウンの鼓膜を破り1R KOで仕留めている。今回ヘビー級ボクシングエリートの強豪フニにどう戦うか注目されていた。
試合は1Rから接近戦の連打で挑むガレン。フニは下がりながらもスピードとキレのあるボディブローとフックの連打で返す。
3R後半にはスピードが落ちるガレン、フニのアッパーからフックで大きくバランスを崩すと、そこからフニが連打。ダウン寸前に追い込むもガレンはクリンチで逃げる。
以降、猪突猛進なファイトを控え、フニの出方を見ての攻めに切り替えたが、フニが193cmの高い身長から出すジャブで、ガレンの顔が跳ね上がり、ボディブローで顔を歪める。試合後のインタビューでは2Rに助骨が折れたとガレン。
以降は完全にフニのペースになったが、それでも、さすがに人気ラグビースター、それを耐え、時折フニの顔にパンチを当てると大きな歓声が上がる。
そして10R、フニのパンチの連打で追い込まれたガレンは思わずタックル。フニが尻餅をつくとラグビーでトライしたかのような大歓声。立ち上がった両者だが、フニが反撃の左フックでグラつかせると左ストレートでガレンはダウン。立ち上がるもややふらつく様子にレフェリーが試合を止めた。
ガレンは試合後のインタビューで「2R目くらいに肋骨を折った。彼はスピードがありすぎて、私が思っていたよりも少し強いパンチだったかも。痛かったよ。ジャスティスがオリンピックでベストを尽くし、オーストラリアのために金メダルを獲得してくれることを願っている」と語った。
フニは「彼はとてもタフで、とても強い。素晴らしい挑戦をしてくれた彼に感謝します」と語り、今後は「オーストラリア代表としてオリンピックに出場し金メダルを持ち帰って、アマチュアボクサーとしての夢を叶えたい。その後はプロボクサーとしてやっていきたい」と意気込みを語った。
▶︎次ページは【動画】ガレンがタックルで倒すがフニが反撃の豪快KO勝ち
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