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【DEEP】メガトン級の衝撃KO、酒井リョウがSAINTの右フック一撃で轟沈

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2021/06/19(土)UP

ボンサイ柔術の鈴木が石塚に技術見せ勝利

▼セミファイナル(第11試合) DEEPライト級 5分2R
○鈴木琢仁(Bonsai Jiu-Jitsu)
判定3-0 ※19-19マスト鈴木、19-19マスト鈴木、20-18
●石塚雄馬(AACC)

鈴木は鋭いジャブで石塚の前進をストップ

 鈴木はRIZINで活躍するホベルト・サトシ・ソウザやクレベル・コイケと同じボンサイ柔術に所属し、パンクラス・ネオブラッドトーナメント2016フェザー級で優勝経験を持つ。昨年10月のDEEP浜松大会ではレバナ・エゼキエルを判定で下し勝利。今年3月には大木良太との接戦を2-1のスプリット判定で取りこぼし、今回が再起戦となる。

 対する石塚はZSTやパンクラス、海外での試合経験も持つ選手。去年の11月、実に7年ぶりの復帰戦でYouTube朝倉未来チャンネルの佐々木大に一本勝ち。今年3月にはDEEP最短KO記録保持者であるケンヤスキーを判定で下している。

 1R、鈴木がスイッチして左ミドル、タックルのフェイントから左ジャブで牽制。前進する石塚に左右フックをカウンターであわせる。石塚は鈴木のジャブをもらいながらも組み付きグラウンドへ。鈴木は左脇に石塚の頭を抱え締め上げる。石塚は鈴木の打撃で鼻から出血。

石塚は鈴木のジャブで鼻から出血

 2R、鈴木の右ミドルをキャッチした石塚がテイクダウン。ケージを背負った鈴木はスクランブルから立ち上がり、寝る石塚へパウンドを落とす。立ち上がった鈴木の右ローに石塚が右ストレートをカウンターで合わせ、バランスを崩した鈴木をグラウンドに引きずり込む。
 ガードポジションの鈴木に石塚がパウンドを落とすが、鈴木は石塚の頭を抱え込み、胸を離さない。鈴木が石塚に有効打を許さないグラウンドコントロールを見せるまま試合終了。ペースを握った鈴木が石塚を判定で下した。


一進一退の攻防は加藤の反則打により鮎田の反則勝ちで決着

▼第10試合 DEEPフライ級 5分2R
○鮎田直人(CAVE)
反則 2R4分51秒 ※グラウンド状態からの頭部への攻撃
●加藤瑠偉(KRAZY BEE)

 1R、鮎田がタックルを仕掛けるも加藤が体を入れ替え鮎田にケージを背負わせる。鮎田は首相撲に切り替えヒザを連打。加藤をグラウンドに引き込み、上からパウンドをたたき落とす。

鮎田がタックルを仕掛けグラウンドの攻防に移行した矢先に加藤が反訴打である頭部への蹴りをヒット

 2R、踏み込んでワンツーを放つ加藤に、鮎田はタックル。加藤の腰から持ち上げてマットへ叩きつける。バックをとった鮎田は仰向けの加藤の下からバックチョークを仕掛ける。腕を取りにいった加藤が体を回し鮎田の上へ。ガードポジションの鮎田の側頭部にコツコツとパンチをヒットさせる。
 体を回す鮎田に、加藤が反則攻撃であるグラウンド状態からの頭部へのキックを浴びせ、残り9秒で試合が一時中断。鮎田のダメージが大きいとみたレフェリーは試合をストップ。加藤の反則による鮎田の反則勝ちを宣言した。

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