【UFC】“コリアン・ゾンビ”チャンソンが再起戦で勝利、前回”22秒KO”イゲの猛打封じ込める
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス29』
2021年6月20日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼フェザー級マッチ
○ジョン・チャンソン(韓国)
判定3-0 ※48-47, 49-46×2
●ダン・イゲ(米国)
ジョン・チャンソン(34=韓国)はパンチ力と打たれ強さを持ち味に、“ザ・コリアン・ゾンビ”の異名で知られる選手。13年8月には代役ではあったが、UFCフェザー級タイトルマッチを経験している。
前戦となる昨年10月にブライアン・オルテガに判定負けし、連勝を止められた。MMA戦績は16勝6敗で現在ランキング4位。
対するダン・イゲ(29=米国)は同級8位の強豪。前戦となる今年3月のギャビン・タッカー戦で衝撃の22秒KO勝利を飾るなど、上り調子のランカーで油断ならない相手だ。
1Rから打撃の交換の中、チャンソンがダブルレッグでテイクダウンに成功バックからチョークを狙うも決まらず。2R、開始早々、チャンソンの強烈な右フックがヒットし、イゲがヒザをつくがすぐに立ち上がる。距離が縮まるとカーフキックでイゲの足を止めるチャンソン。イゲがタックルに入るが、チャンソンがうまくディフェンスする。イゲが2度目のタックルでチャンソンが体を入れ替え、逆にバックポジションを奪取。残り30秒、チャンソンが4の字ロックからバックからパウンドを落とす。チャンソンの左目尻がカットし流血。
3R、チャンソンがタックルからテイクダウンに成功。下のイゲがチャンソンのカットした傷口を狙うヒジ打ち。トップのチャンソンがパウンドを落とす。バックを取るチャンソン。ケージ中央でリアネイキッドチョークを仕掛ける。苦しそうな表情を見せたイゲだが、タップしない。チャンソンの寝技地獄に防戦一方のイゲ、しかしチャンソンは極めきれない。
4R、チャンソンが優勢の中、イゲがスタンドの打撃で活路を見出そうとするが、チャンソンのテイクダウンを嫌い、なかなか前進できない。終盤、イゲの右ミドルをキャッチしてチャンソンがテイクダウン成功。チャンソンが印象良い形でラウンドを終える。
5R、パンチの交差、イゲの左フックがチャンソンの顔面をとらえる。少しぐらついたチャンソンがすぐにタックルを仕掛ける。ここにきてピンチのチャンソンだが、イゲも疲労困憊の様子で強く前に出れない。
イゲのタックルを切ったチャンソンがバックを奪取。4の字ロックからパウンドを落とし、首を狙いに行くチャンソン。イゲは凌ぐのが精一杯でなす術なしで、タイムアップ。
結局、チャンソンが判定3-0で再起戦を勝利した。
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