【UFC】村田夏南子が無念のドクターストップ負けで号泣、ブラジル柔術黒帯のアームバーで腕を負傷
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス29』
2021年6月20日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼女子ストロー級マッチ
●村田夏南子(日本)
TKO 2R終了時 ※ドクターストップ
○ビルナ・ジャンジロバ(ブラジル)
村田はレスリングで活躍し『RIZIN』で総合格闘家としてプロデビュー、19年11月に米MMAのINVICTAストロー王者になると、UFCと契約。昨年11月にUFCで勝利し2連勝を狙う。
対するは元Invictaストロー級王者で、UFC同級13位のジャンジロバだ。
1R、村田がサウスポー、ジャンジローバはオーソドックス構え。開始早々、強いプレッシャーのジャンジローバの右がヒット、村田が体勢を崩し、金網まで飛ばされる。金網を背にした村田に、ジャンジローバがパンチの連打。強烈な右が村田の顔面をとらえる。
序盤からのパンチの交換で主導権を握られた村田。自分の距離と徐々に前に出るも、長いリーチのジャンジローバのジャブやストレートを被弾。ジャンジローバの打撃に翻弄される。
組んだジャンジローバが村田をグラウンドに引き込む。村田がトップからパウンドを落とすが、柔術黒帯のジャンジローバは下から村田の左腕をとり、腕十字!完全に腕を伸ばされ、タップ寸前の村田だったが、何とか左腕を抜き、窮地を脱出する。
2R、右目の下が大きく腫れ上がる村田。さらに、腕十字を仕掛けられた左腕の様子もおかしい。村田は左腕のガードが上がらず、ジャンジローバのハイキックを貰ってしまう。力が入らないのか、左腕が下がり、右腕だけで戦っている状態。
2R終了後、すぐにドクターが駆け寄り、村田の左腕をチェック。触るとすぐにレフェリーに何やら話しかけ、レフェリーが試合ストップした。
UFC強豪の前に何もできなかった村田、小声で「やる」と試合続行を口にしながら悔しさのあまりに号泣した。
勝利したジャンジローバは、1Rの腕十字の際「村田の腕から音が鳴るのを何度か聞いた。彼女はすごくタフな日本の選手だった。タフな彼女を尊敬する」と、村田の諦めない戦いを称賛した。
ジャンジロバブラジリアン柔術黒帯の寝技師で、これまでの16勝のうち13勝は一本勝ちによるものだが、今回の17戦目は打撃でのTKO勝利となった。
▶︎次ページ(動画)は、ドクターストップの瞬間、無念の村田が「やる」と試合続行を求めながら号泣
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