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【UFC】ヘビー級無敗ガーヌが強敵ヴォルコフを完封し無傷の9連勝!「準備は整っている」と王者ガヌーのタイトル挑戦に意欲

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2021/06/27(日)UP

強敵ヴォルコフを完封した無敗のガーヌ(左)(©Getty Images/UFC)

WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス30』
2021627日(日・日本時間)
米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX

▼ヘビー級
○シリル・ガーヌ(フランス)
判定3-0 ※50-45×2, 49-46
●アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)

 ヘビー級3位のガーヌはムエタイ7戦全勝を誇るストライカー。19年8月、MMA転向からわずか1年でUFCデビューし、これまでMMA8戦全勝。前戦となる今年2月にRIZIN参戦経験のあるストライカー、ジャルジーニョ・ホーゼンストライクを打撃で圧倒し、フルマークの判定勝利を収めた。8勝(3KO /3一本)の高いフィニッシュ率。

左フックで応戦するヴォルコフ(左)(©Getty Images/UFC)

 対するヴォルコフは同級5位。UFCのインタビューによると極真空手黒帯でアマ時代はモスクワの芦原空手大会で優勝するなど活躍。M-1 Globalとベラトールのヘビー級王座を獲得した空手ベースの豪腕ストライカー。前戦となる今年2月にアリスター・オーフレイムに2R左フックでTKO勝利し、その際にオーフレイムの鼻骨を骨折させた。MMA戦績は33勝(22KO /3一本)8敗。

 1R、ガーヌはサウスポー、ヴォルコフはオーソドックスの構え。ガーヌは軽快なステップワークで、右ジャブ、右ロー、左ミドルを当て、ヴォルコフが懐に入ると、左フックのカウンターを合わせる。

 2Rと3R、ローでガーヌの前足を蹴り、ガーヌの前進を止めようとするヴォルコフ。しかし、ガーヌのジャブ、前蹴り、左ミドル、ローと上中下に散らすスピードある攻撃についていけない様子。ヴォルコフが鼻血。体力、ダメージ共に、ガーヌがコツコツとヴォルコフを削っていく。ヴォルコフが時折、大きく息を吐く場面が見られる。

ガーヌの強烈な左ミドル!(©Getty Images/UFC)

 4R、積極的に前に出るヴォルコフだが、ガーヌの多彩な攻撃にリズムを作れず。このラウンドも、ガーヌの鋭いジャブがヴォルコフの顔面を何度もヒットする。ヴォルコフのアッパーがガーヌの顔面を捉えるが、連打に繋げられず。ガーヌがシングルレッグからタックルを仕掛けるが、テイクダウンならず。

 5R、ポイントでは圧倒的にガーヌが優勢だが、なかなか前に出れないヴォルコフ。ガーヌは変わらず、鋭いジャブと左ミドルでダメージを与えるが、深追いをしない。

 結局、ヘビー級のストライカー対決は、期待されたKO決着にはならず、50-45×2、49-46とガーヌがほぼフルマークの判定勝利を飾った。

 ガーヌは勝利者コメントで「ヴォルコフはこの階級で最強の一角だ。勝利して満足だ」と笑顔。次戦について問われると「わかっているだろ。準備は整っている。挑戦したい」と、フランシス・ガヌーが持つ王座への挑戦に意欲を見せた。

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