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【女子ボクシング】天海ツナミが王座陥落、”世界最短KO”エストラーダの連打に判定で大差=試合結果

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2021/07/10(土)UP

天海ツナミ(右)が王座陥落、エストラーダ(左)が2階級制覇に成功した(C)DAZN

 7月10日(日本時間)米国ロサンゼルスにてプロボクシング WBO女子世界ライトフライ級(-48.99kg)タイトルマッチ10回戦が行われ、4度目の防衛戦を米国で挑んだ天海ツナミ(36=山木)は、挑戦者でWBA世界ミニマム級(-47.6kg)王者のセニエサ・エストラーダ(29=米国)に判定3-0(99-91、98-92×2)の大差で敗れ王座陥落、エストラーダは2階級制覇に成功した。

【この試合動画】エストラーダの連打、天海のカウンター!この試合のハイライト

 女子世界戦最短7秒のKO記録を持つエストラーダの連打はこの試合でも快調、天海はそのパンチに苦戦を強いられた。

 1Rから積極的に攻めるエストラーダ、天海は圧力をかけながら、エストラーダの連打をじっくり見てかわし正確に返して行ったが、2Rや5Rにエストラーダの連打で被弾してしまう。天海の攻撃もヒットするが単発に終わることが多い。

 7R、天海のボディがヒットすると、エストラーダは反撃のボディを連打。ダメージがあったか、これまで圧力をかけていた天海が下がり始める。エストラーダはボディからフックにつなぎヒットさせる。

 8Rもエストラーダの左フックから左右のボディの連打などで下がる。天海はカウンターを狙いパンチを出すも劣勢。
 しかし、9Rには天海は逆転を狙い序盤から前に出てアグレッシブに攻める。エストラーダは左ボディのカウンターで一瞬下がる場面もあったが始終攻め続けた天海。
 10Rは互いに打っては打たれる展開に。ラスト30秒は、エストラーダの手数に押され気味になり天海は後退、カウンターの右を返すもエストラーダの手数とヒットが上回り、判定で差。天海は米国デビューで王座防衛とはならなかった。

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