【ONE】元GLORY王者シッティチャイが初白星、ムエタイ界スター・タワンチャイとの接戦を制す
ONE Championship
『ONE:BATTLEGROUND III』
8月27日(金・日本時間)シンガポール・インドアスタジアム(事前収録)
▼フェザー級 ムエタイ
○シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)
判定2-1
●タワンチャイ・PK・センチャイムエタイジム(タイ)
シッティチャイは14年にルンピニースタジアムで王座を獲得するなどムエタイで実績を築き、キックボクシングでも16年にGLORY世界ライト級王座を奪取、6度もの防衛を果たした強豪だ。昨年7月のONEデビュー戦では、スーパーボン(タイ)に判定で敗れた。
対するタワンチャイはムエタイ界のスター。22歳にして125勝30敗2分の戦績を持ち、018年にはルンピニー・ファイター・オブ・ザ・イヤーをはじめ数々のMVPを獲得。さらに現在ONEムエタイ3位のクラップダムに3回勝っているほか、“近代ムエタイの最高傑作”と呼ばれるセンマニーにも2勝1敗と勝ち越している。今年5月にONEデビューし、KO勝利を収めた。
【動画】ムエタイ王者同士の神技テク連発!右ハイを寸前でスウェー、パンチの入りをヒジ連打で対抗
1Rは序盤、ローとミドルを蹴り合う両者。ワンツーローなど、キック系のコンビネーションで攻めるシッティチャイに対し、タワンチャイは切れのある左ミドルを返す。シッティチャイが左フックを当てるなど、パンチ技術で優勢。
2R、タワンチャイの攻撃のリズムと回転が上がる。タワンチャイが右ミドルを放つと、シッティチャイがワンツーの切り返し。しかし、すぐ後にタワンチャイの左ストレートがヒットする。このラウンドでタワンチャイが巻き返したか。
3R、両者接戦の中、シッティチャイの勢いが増す。パンチコンビネーションから懐に入る動きに、タワンチャイはヒジ打ちで対抗するも、シッティチャイが左ストレートなどで応戦。終盤はタワンチャイの蹴り足を掴んで倒すなど、印象良い形で試合を終える。
結局、判定2-1でシッティチャイが勝利を飾り、ONE初白星を手にした。タワンチャイのONE2連勝はならなかった。
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