悶絶の秒殺ヒザ蹴りKO!脇腹への一撃に「相手を文字通り“破壊”」とUFCホワイト社長絶賛=DWCS
9月8日(日本時間)に米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEXで開催された総合格闘技(MMA)イベント『Dana White’s Contender Series 2021:Week2』で突き刺す膝蹴りで悶絶のKO劇が起きた。
この劇的なKOを決めたのはFury FC王者CJ・ヴェルガラ(米国)だ。フライ級ワンマッチでブルーノ・コヘア(ブラジル)との対戦だった。
ヴェルガラは前戦となる今年3月の『Fury FC44』のフライ級タイトルマッチで、前王者のジェイコブ・シウバにTKO勝利を収め、王座獲得。現在4連続KO勝利と波に乗っている。
対するコヘアはベースはキックボクシングだが、グラウンドも強いトータルファイター。15年にUFC参戦の経験があり、今回は2度目の挑戦。こちらも現在5連勝と波にのる。
試合は序盤からヴェルガラが変則的なタイミングのジャブとストレートを当てながら前進。左フックを当てながらコヘアの首を取ると、ヒザ蹴りから右フックでダウンを奪う。すぐに立ち上がるコヘア首元を上から腕を回し、頭部へのヒザ蹴りを放つヴェルガラ。
嫌がるコヘアが身体を起こした瞬間、絶妙なタイミングで脇腹にヒザ蹴り!強烈な一撃を食らったコヘアが脇腹を押さえながら、悶絶ダウン。ヴェルガラが追撃のパウンドを放ったところで、レフェリーが試合を止めた。
開始わずか41秒でフィニッシュ。ダメージが大きすぎたからか、コヘアはしばらく立てない状態だった。
UFC公式SNSに投稿されたこのフィニッシュシーンに「強烈なレバーショット!」「どんなにタフでも、この箇所に貰った一発で倒れる」「あれは息が出来ない一発」など驚きの声が上がった。
このダナ・ホワイトコンテンダー・シリーズはUFC登竜門イベント。UFCのホワイト社長のお眼鏡にかかった選手はUFC行きが決まるが、試合後、ホワイト社長も「戦前はヴェルガラの方がアンダードッグ(勝利予想不利)扱いされていたが、本物の相手を文字通り“破壊”した」と大絶賛。このヴェルガラも見事にUFCの契約を手にした。
【勝者 選手データ】(2021年9月9日現在)
CJ・ヴェルガラ(30歳・ Carlos Vergara・米国)
身長168cm、階級:フライ
戦績:9勝(6KO)2敗1分(TAPOLOGY参照)
▶︎次ページは【動画】悶絶の“レバー”ヒザ蹴りKO!ホワイト社長が絶賛
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