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【ボクシング】ホリフィールドが1回TKO負け、元UFC王者ベウフォートは序盤から手を緩めず

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2021/09/12(日)UP

ベウフォートがホリフィールドの1R、TKO勝利を果たした(Naoki Fukuda)

 9月12日(日本時間)フロリダ州ハリウッドで元世界ヘビー級&クルーザー級3団体王者イベンダー・ホリフィールド(58=米国)と元UFC王者ビクトー・ベウフォート(44=ブラジル)のヘビー級8回戦が行われ、ベウフォートが1R、1分49秒でTKO勝利した。

【フォト】ホリフィールドがダウンする瞬間

 開始からパワフルなパンチで攻めるベウフォート、ホリフィールドもパンチを返すがかわされる、そして左アッパーでホリフィールドはダウン。
 立ち上がると、再び、ベウフォートがラッシュ、背の高いホリフィールドは上から覆い被さる形になったが、被弾が続き、レフェリーが試合を止めた。

 オスカー・デラホーヤが9月4日、コロナに感染したため、急遽代役で出たホリフィールド、復帰のために準備をしていたとはいえ、高齢もあり無謀という声も高かった。
 ベウフォートはUFCでミドル級屈指のハードパンチャーとして知られ、相手を次々にマットに沈めてきた。ヴァンダレイ・シウバや秋山成勲にも1RでKO勝利している。2018年5月にリョート・マチダと対戦して敗れ引退を表明。今回が3年半ぶりのリングだが、まだ44歳と若い。

 3年ぶりの試合で44歳のベウフォートと、10年ぶりで来年還暦を迎える伝説のボクシング王者の差とも言える。

ホリフィールドがダウンする瞬間(@ESPNKnockOutより)

 試合後、ベウフォートは「ヘイ、ジェイク・ポール、俺から逃げないでくれ、お前は俺の子供になるんだ。俺の膝の上に乗せてやるよ。赤ん坊のように寝るんだ」とKO宣言。前戦で元UFC王者ウッドリーがジェイクに判定負けしている。この勢いでウッドリーの敵討ちを考えているようだ。果たしてジェイクはハードパンチャーベウフォートの挑戦を受けるか。

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