【ベラトール】元UFC鉄人ロメロのデビュー戦は苦い判定負け、デイビスに5度のテイクダウンを許す
Bellator MMA
『BELLATOR 266』
9月19日(日・日本時間)米国カリフォルニア州サンノゼ SAPセンター
▼ライトヘビー級メインイベント
○フィル・デイビス(米国)
判定2-1 ※30-27, 28-29, 30-27
●ヨエル・ロメロ(キューバ)
元UFC人気選手のロメロは、2000年シドニー五輪レスリング・フリースタイル85kgの銀メダリスト。世界選手権でも1個の金を含む5個のメダルを獲得したレスリングエリート。13年にUFCデビューし8連勝を飾るなど、UFCのミドル級戦線を大いに盛り上げた。
【動画】世界トップレスラー対決!デイビスがロメロに決めたビッグテイクダウン!
しかし、昨年12月にUFCに契約解除されるとベラトールと電撃契約。当初は今年5月のライトヘビー級ワールドGP1回戦で、アンソニー・ジョンソンと対戦する予定だったが、目の負傷により欠場した。現在44歳の鉄人のデビュー戦はいかに。
対するのは、元王者で同級3位のデイビス。大学時代に4度のオールアメリカンに選出されるレスリングエリートだった。デイビスは4月のライトヘビー級WGP1回戦で、王者のワジム・ネムコフに判定負けしたが、善戦した。
1R、デイビスがジャブ、ワンツーなどパンチで、ロメロが左ハイキック、カーフキックなど蹴りで試合を組み立てる。お互い出方を探り合う展開。
2R、デイビスのワンツーに対し、ハイガードのロメロ。デイビスが、左ボディ、前蹴りで攻撃を散らす。ロメロの左右の連打を被弾し下がるデイビス。残り30秒、デイビスがワンツーからの両手タックルでテイクダウンに成功。
3R、デイビスがボディロックからテイクダウンに成功。バックをとりに行くが、ロメロがこれを阻止。立ち上がって正対したところで、ロメロがギロチンチョークを仕掛けるが失敗。下になったロメロはケージを利用し立ち上がるが、デイビスが両足を抱え再びテイクダウン。上からパウンドを落とし続けた。
大きなダメージを与えるには至ってないものの、3Rに試合をコントロールし続け5度のテイクダウンを奪ったデイビスが、スプリットの判定勝利。一人は29-28でロメロを支持したが、ロメロ本人がこのコールを聞くと、首を振り、デイビスに完敗したことを認めた。
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