【UFC】ライトヘビー級ストライカー対決、サントスがウォーカーに判定勝利、僅差の戦いで連敗脱出
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス38』
2021年10月3日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス
▼ライトヘビー級マッチ
○チアゴ・サントス(ブラジル)
判定3-0 ※三者共に48-47
●ジョニー・ウォーカー(ブラジル)
ウォーカーはムエタイベースのストライカー。一撃で相手を倒すパンチやヒザ蹴りを武器に、過去18勝の内15がKOによるもの。18年11月にUFC参戦し、3戦連続で1R KO勝利を飾ったがその後は2連敗。昨年9月のライアン・スパン戦で、強烈なヒジ打ちで相手を1RでKOし、復活をアピールした。
対するサントスはカポエイラとムエタイの多彩な蹴り技と、破壊力あるパンチを持つブラジルを代表する重量級ストライカー。13年からUFCに参戦し、当初はミドル級ランカーとして活躍したが、18年からライトヘビー級へ転向。
現王者のヤン・ブラホビッチを含む3試合連続KO勝利を重ね、19年7月に当時の王者ジョン・ジョーンズとの王座戦に挑戦したが、判定1-2の僅差で敗れた。その後も2連敗しているが、その実力は確かだ。
1R、序盤から強い圧力をかけるウォーカーがサントスの前足にローキック。サイドステップを踏むサントスはスイッチを繰り返しながら、前蹴り、関節蹴りなどで、ウォーカーの圧力をかわす。KOストライカー同士の対戦だが、打撃の交差は一切なし。しかし、共に一発で相手を倒せるだけに、緊張感が続く。
3Rにはサウスポー構えのサントスが左ストレートをヒット!その後も左のインローを当て続けるなど、サントスの左の攻撃が光る。以降も徐々に距離を縮め、左ローや左フックを当てるサントスに対し、ウォーカーはカーフや関節蹴りで対抗する場面があるも、両者警戒しすぐ距離をとリ、打撃は続かず見合う展開に。
最終の5Rにはウォーカーのヒザ蹴りに合わせ、サントスの大きな左フックがヒット!ウォーカーが大きくグラつく。残り1分も両者の距離は縮まらず、KOには至らなかった。
結果は強打を多く当てたサントスが判定3-0で勝利し、連敗を脱出した。今回の試合が現在の契約の最終試合だったサントスは、勝利者コメントでダナ・ホワイトに契約延長を要求した。
▶︎次ページは【動画】サントスの左フックがヒット!巨体ウォーカーがグラつく、ウォーカーの関節げりの映像も
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