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【空手】国際大会で日本男子形が金・銀・銅メダル獲得の快挙=モスクワプレミアリーグ

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2021/10/06(水)UP

男子・形で優勝した西山と女子・形で3位となった大野ひかる

 10月1〜3日、モスクワでWKF主催の国際大会「KARATE1プレミアリーグ・モスクワ」が開催され、日本から8人がエントリー。男子個人形では4人エントリーし、西山走(大分市消防局)が初のプレミアリーグ優勝、そして銀に阿部倖地(慶應義塾大学)、銅は池田竜晟(劉衛流龍鳳会)が獲得。男子個人形で金・銀・銅と空手母国日本をアピールしてみせた。

【動画】優勝の西山が決勝で迫力ある形(スーパーリンペイ)を演武する瞬間

 男子個人形には33人がエントリー。オリンピック男子個人形準優勝のダミアン(WKFランキング1位)や、同じく3位のトレス(WKFランキング10位)も参加した。レベルの高い戦いとなったが、西山は初戦から25.31の高得点で1位通過。その後も1位をキープし決勝へ進んだ。
 決勝の相手は9月に開催されたプレミアリーグ・カイロ大会で準優勝となった阿部倖地(あべ・さきち/慶應義塾大学1年)。この阿部選手、準決勝では強豪ダミアン25.6に対して25.92をマークし勝利。勢いに乗る慶應ボーイだ。

 決勝ではまず西山がスーパーリンペイを演武し26.92点。後攻の阿部はアーナンで26.46点となった。特にアスレチックポイントは7人の審判のうち5人が9点以上をあげ、高い身体能力を世界に示した。

 また、女子形では11月にドバイで開催される世界選手権日本代表の大野ひかる(大分市消防局)が準決勝でオリンピック金メダリストのサンドラに敗退し3位、先日カイロプレミアリーグで優勝した尾野真歩(おの・まほ/キッコーマン)も準決勝で敗退し3位となった。

 優勝した西山は「1ラウンドから身体の動きも良く、気持ちの乗った演武ができていた。決勝でも力まず、稽古してきた技を精一杯出せた。この結果をバネにして、今年の集大成として、全日本実業団そして全日本選手権大会に向けて更に精進していきたい」と12月に開催される全日本空手道選手権に照準を合わせていると今後の意気込みを語った。

▶︎次ページは【動画】西山が決勝で迫力ある形(スーパーリンペイ)を演武する瞬間

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