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【HEAT】柔術世界王者イゴール・タナベ、MMAデビューに秒殺一本勝ち
HEAT事務局
『HEAT49』(5P目)
2021年10月17日(日)愛知・名古屋国際会議場 イベントホール
▼第8試合 HEAT MMA ミドル級(83.9kg) 5分3R
○イゴール・タナベ(IGLOO)
一本 1R 0分57秒 ※三角絞め
●清水洸志(MMA RANGERS GYM)
イゴールは2018紫帯ギ、ノーギ世界王者の実績を持つ柔術家。2020年『第21回全日本ブラジリアン柔術選手権』では、黒帯ウルトラヘビー級の決勝でMMAやプロレスなどで活躍する関根“シュレック”秀樹を下し優勝を果たしている。今年4月の『HEAT 48』ではグラップリングマッチへ出場し、アンディ・コングからアームバーで一本勝ち。満を持してMMAの戦場に足を踏み入れる。
打撃の練習では、左右田泰臣や皇治と、MMAでは青木真也ともトレーニングしているという。
対する清水は2020アマ修斗EXトーナメントのミドル級を制した実力者で、イゴールと同様に今回がプロMMAデビュー戦となる。
序盤は両者スタンドでキックを出し合う。清水のパンチに合わせイゴールが組み付き、ケージ際でテイクダウンに成功する。上になった状態から、三角絞めの体勢に移行するイゴール。清水はブリッジで逃れようとするも、ガッチリと三角絞めが極まり、イゴールが秒殺一本勝ちを決めた。
MMA初陣を勝利で飾ったイゴールは、マイクで「(HEATの)記念すべき50回大会では、必ず僕を出してください。盛り上げる自信があるので」と次回大会への出場を希望し、支えてもらっている妻や周囲の人たちへの感謝を述べた。
▼第 13 試合 HEAT MMA ライト級次期挑戦者決定戦 5 分 3R
●菅原和政(マスタージャパン福岡)
判定0-3 ※3者とも28-29
○岡野裕城(マッハ道場)
岡野はこれまで元DEEPライト級王者の中村大介に勝利、北岡悟には敗れたもののタイトルマッチも経験。修斗では、日本人離れしたフィジカルの強さから繰り出す打撃とテイクダウンを武器に18年3月には修斗世界ライト級チャンピオンシップにも挑戦した。今回は19年11月以来、約2年ぶりの試合となる。
対する菅原は、修斗元世界王者の弘中邦佳が主宰するマスタージャパン福岡に所属する実力者。前戦は今年3月の修斗で、宮路智之に左ストレートでTKO勝利している。
1R、岡野はプレッシャーをかけていくが、ラウンド終盤、菅原が左ミドルを当てると岡野はバランスを崩して倒れる。立ち上がった岡野だが、菅原がパンチを連打しながら一気に前へ出て行く。しかし仕留め切れずにラウンド終了。
2R、岡野はスタンドでの攻防からグラウンドへ移行、マウントポジションから頭部にコツコツとパンチを当てる。岡野を背負ったまま菅原が立ち上がるが、岡野は頭部へのパンチを打ち続ける。再びグラウンドに。岡野はリアネイキッドチョークを仕掛けたがすぐに外し、パンチをコツコツと連打。このラウンドは岡野がコントロールした印象。
3R、菅原が岡野をテイクダウンし上から押さえ込むが、岡野はケージ際で立ち上がり、菅原を投げる。しかし菅原はすぐに立ち上がる。ケージ際で岡野は菅原を再び投げてテイクダウンに成功、バックをとるが菅原は立ち上がる。菅原に絡みついて離れない岡野に、菅原がヒジ打ちを連発する場面もあった。
判定は三者とも29-28で岡野が勝利。岡野が、草MAXの保持するMMAライト級王座への挑戦者に決定した。
▶︎次ページは、野瀬翔平vs土肥潤、内藤啓人vs片島聡志、ノラシン・スペチアーレジムvs一仁、ユン・テスンvs御代川聡志、三輪裕樹vs嶋田将典の試合結果と写真
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