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【Krush】璃明武が強烈な左フックKOで新王者に!横山朋哉は一撃KO、山本直樹はカーフでKO勝ち

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2021/10/31(日)UP

ベルトを腰に巻いた璃明武(中央)、ハロウィンコスプレで登場したラウンドガールと写真の収まった 。

Krush実行委員会
『Krush.130』
2021年10月31日(日)東京・後楽園ホール

この左ジャブで鬼山を寄せ付けなかった璃明武(右)

▼メインイベント(第10試合)第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
●鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 2R 2分58秒 ※左フック
◯璃明武(りあむ/K-1ジム総本部チームペガサス)
※璃明武が第7代王座に就く。

 第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントがいよいよ決勝戦を迎えた。

右のパンチで襲いかかる璃明武

 鬼山は打ち合い上等のスタイルで、昨年にBigbangスーパーバンタム級王座を獲得。今年3月にK-1参戦を果たすが、金子晃大にKO負けで涙をのんだ。今年8月のトーナメント1回戦では新鋭の愛瑠斗に勝利。本日の準決勝では、粘る内田晶を相手に判定勝利を飾っている。

 対する璃明武は、デビューから圧巻の6連勝をマークしたが昨年12月、K-1両国大会で初出場を果たしたが、元Krushバンタム級王者・佐々木洵樹にプロ初黒星を喫した。今年8月の1回戦では吉岡ビギンに判定勝利。本日の準決勝では、黒田勇斗と対戦して判定勝利と波に乗っている。

左ハイキックをヒットさせる璃明武

 1R、鬼山が圧力をかけ、璃明武は左ジャブを多用。右カーフへ繋ぐと、鬼山も右カーフを返す両者譲らない展開。

 2R、鬼山は頭を振りながら、得意な近距離に近づかんとするが、そこに璃明武の左ジャブを連続で受けてしまう。左右のローをコツコツ蹴る璃明武が、右ストレート、左フックをヒットさせて最初のダウンを奪う。

 立ち上がった鬼山は果敢に前に出るが、再び左フックを被弾してしまい、2度目のダウンを喫する。さらに、璃明武がパンチのラッシュを仕掛けて、左フックで鬼山がよろけさせると、様子を見たレフェリーがストップした。残り2秒で、圧巻のKO勝利を果たした璃明武がベルトを腰に巻いた。

相手がぐらり、TKO勝利で王者となった瞬間

 メインを締めた璃明武は「今日も沢山の応援ありがとうございました。1試合目からキツい試合でしたけど、決勝はKOでベルトを巻くことができて嬉しいです。これからはさらに上を目指してやっていきます。自分の目標はK-1の世界王者なので、それを狙います。これからも注目・応援お願いします」と語った。

▶︎次のページは横山朋哉が一撃KO、松本は起き上がれず担架送りに

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