【UFC】元女王ミーシャ・テイトが痛恨の判定負け、ブラジル強豪の打撃に苦しむ
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス43』
2021年11月21日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼女子バンタム級マッチ
○ケトレン・ヴィエラ(30=ブラジル)
判定3-0 ※48-47×2、49-46
●ミーシャ・テイト(35=米国)
ミーシャはアメリカ女子MMAを牽引してきたトップファイター。ロンダ・ラウジーらトップファイターと凌ぎを削り、16年3月の2度目のタイトル挑戦で悲願のUFC女王の栄冠に輝いた。同11月の試合を最後に現役引退を表明したが、今年7月に電撃復帰。マリオン・レノーをTKOで下した。現在ランキング8位。MMA戦績は19勝7敗。
対するヴィエラは同級7位の実力者。ブラジル名門ノヴァウニオン所属で柔道とブラジリアン柔術で黒帯を持つ。前戦となる今年2月にヤナ・クニツカヤに判定負けをした。MMA戦績は11勝2敗。
1R、低い姿勢のミーシャが突き刺すジャブから懐に飛び込むと、ヴィエラが左右フックを当てる。残り1分、ミーシャが組みつきヴィエラをケージ押し付けるが、テイクダウンならず。
2R、ヴィエラの右ストレートやカウンターの左フックがヒットする場面が多く見ら、劣勢のミーシャだが、ミーシャの顔面前蹴りがヒット!ヴィエラがぐらつくと、ミーシャがパンチの打ち合いに。ジャブでミーシャを突き放し危機を凌ぐヴィエラ。
3R、低い姿勢から圧力をかけ続けるミーシャに対し、ヴィエラが鋭いジャブで当て続け、懐に入らせない。ミーシャの顔の腫れが明らかに。残り1分、ミーシャがタックルを仕掛けるが、ここでもテイクダウンならず。ミーシャは得意とするグランド&パウンドの展開にさせてもらえない。
4Rに入りギアを上げるミーシャ。スピードと圧力を強め、右のオーバーハンドをヒット。さらに、腰を抱えるタックルからテイクダウンに成功。ケージ際、立ち上がり逃げるヴィエラのバックを奪うが、ヴィエラに正対される。残り1分、失速したミーシャに、ヴィエラのジャブ、右ストレートが次々とヒットする。
5R、ヴィエラのカウンターの左にぐらつくミーシャ。ヴィエラのジャブが次々とヒットし、ミーシャの左目は大きく腫れ上がり鼻から大出血した。
徹底したジャブとカウンターでコツコツとダメージを与えたヴィエラが判定3-0の勝利。今年7月に電撃復帰したミーシャの連勝はならなかった。
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