【KNOCK OUT】小笠原瑛作が壱・センチャイジムを破ってSバンタム級王座初防衛、安本晴翔は角田泰盛の猛攻に苦しむも12連勝
株式会社 Def Fellow
『KNOCK OUT 2021 vol.6』
2021年11月28日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第7試合) KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
〇小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)
判定3-0 ※48-47、49-47、49-47
●壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者・小笠原瑛作(26=クロスポイント吉祥寺)が挑戦者に壱・センチャイジム(24=センチャイムエタイジム)を迎えての初防衛戦。両者は昨年9月13日、KNOCK OUT-RED 55.5kg級王座決定トーナメント1回戦で対戦。1Rに小笠原の足払いで壱は後頭部を強打。そのダメージを回復できない壱を、小笠原が右フックで追撃しKO勝ちした。その後、“打倒・瑛ちゃん”を掲げた壱はKNOCK OUTのリングで3連勝し、今回リベンジ&タイトル挑戦権を獲得した。
小笠原は、軽量級ならではのスピードを武器に“スピードアクター”の異名を取る日本人トップ選手。初代REBELS52.5㎏級王座、初代REBELS-MUAYTHAIフライ級王座などの国内外様々なタイトルを獲得。今年3月にはKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝をKO勝利で制し、見事に戴冠した。
壱は「職業イケメン」を自称する端正なルックスと美しいムエタイスタイルで人気を博するファイター。左ミドルをはじめとした蹴り技と絶妙な距離感を武器にリングを沸かす。今年3月には古村光に判定勝ち、続く8月の森岡悠樹も制して勢いに乗る。
1R、小笠原はジャブからローキックを何回も入れていく。壱はローキックをさばいてミドルキックをヒットさせる。小笠原はボディからローキックと手数で攻める。とくにフックからのローキックが的確に壱の足にダメージを与えていった。壱はカウンター狙いか。
2R、小笠原は立ち上がりからローキックをヒットさせる。壱のパンチに合わせてのカウンターと蹴り分ける。壱はワンツー、アッパーとパンチで攻撃。小笠原はワンツースリーからのローキックを決めていく。リズムに乗っているのは小笠原で、足払いからの右フックを入れるなど、容赦のない攻撃が続く。
3R、壱は前へ出て右ストレートを放つ。小笠原はヒザ蹴りのカウンターで迎え撃つ。なおも壱は、圧力をかけてワンツーヒザ蹴りで攻撃。勝負をかける壱。小笠原は丁寧にローキックを当てていった。前へ出る壱に、小笠原が右フックでダウンを奪う。大きく試合が動いた。立ち上がった壱に小笠原がパンチで襲い掛かるが、追撃を入れることはできずにラウンド終了のゴングが鳴る。
4R、劣勢に立ちながらも壱が前へ出て、ヒザ蹴りを見舞う。小笠原はローキックをヒットさせるが、壱の圧力を止められない。壱は、ワンツー、右アッパーで逆転を狙う。回り込んでローキックを放つ小笠原は、ボディにパンチとヒザ蹴りを入れるが壱の圧力は止められなかった。
5R、後がない壱は、なおも前へ出てヒジ打ち。回り込んでローキックの小笠原。前へ出てヒジ打ちを放つ壱。小笠原は組んで首相撲で逃げる。なおも、前へ出る壱。組んで逃げる小笠原。首相撲の展開が多くなる。大きな動きはなく、このまま逃げ切った小笠原は判定3-0で勝利。
初防衛に成功した小笠原はマイクを握り、「1年かけて追いかけてきた壱選手は、さらに強くなっていました。これからKNOCK OUTを世界で通用するイベントにしていきたいと思います。そのためにも、応援をよろしくお願いします」とアピールした。
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