【DEEP KICK】稲井良弥がTKO勝利で-70kg王座奪取、麻太郎が-57.5kg次期挑戦者に決定
大前洸貴が判定勝利、長谷川英翔が王座決定トーナメント出場権を獲得DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK 58』(2ページ目)
2021年11月28日(日)テクスピア大阪
▼第5試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R
●駿(FASCINATE FIGHT TEAM)
判定0-3 ※28-30、29-30、28-30
○大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)
静かな攻防が続く中、2Rになると試合は動いた。DEEP☆KICK初参戦の大前洸貴(INFINITY KICK BOXING GYM)は右ジャブや左のヒザ蹴りを武器に駿(FASCINATE FIGHT TEAM)をロープ際まで追い込む。2分過ぎ、自軍コーナーに相手を詰め連打。ガード一辺倒を余儀なくされた駿は抜けられない。
3Rが始まった時点で駿のスタミナはすでに切れかけていた。再びコーナーやロープに相手を詰め、大前はボディに連打を浴びせる。駿はときおり反撃の一打を返すが、大振りのせいか空を切るばかり。結局、3-0で大前が完勝した。
試合後、勝者は「普段の僕は理学療法士として障害者の方を相手に働いています。その知識を駆使して自分の身体と努力でこの世界でどこまで通用するかを試したい」とアピールした。来年はDEEP☆KICKの60kg級戦線(現王者はHAWK GYMの大樹)をかき回すか。
▼第4試合 DEEP☆KICK-55kgランキング戦 3分3R 延長1R
●KING龍蔵(ROYAL KINGS)
延長0-3 ※9-10、9-10、9-10
○長谷川英翔(誠剛館)
※本戦判定0-1(29-29、29-30、29-29)
※長谷川英翔がDEEP☆KICK-55kg王座決定トーナメント出場権を獲得
1R、長谷川英翔(誠剛館)は左インローで削りながら右のテンカオや右ボディストレートとボディに攻撃を集中させる。対するKING龍蔵(ROYAL KINGS)も時折反撃するも手数が少ない。2Rも長谷川はボディに攻撃をフォーカスさせる。このラウンドまでのスコアは2者が20-19で長谷川を支持した。3R、窮地に追い込まれた龍蔵はガードを上げ前に出る。
スコアは1-0(長谷川)で延長戦へ(※DEEP☆KICKはランキング戦では延長戦がある)。エクストララウンドになっても長谷川は作戦を変更せず、右のテンカオで攻め込む。この攻撃が功を奏して3-0で勝利。叔父で指導者の拳剛が返上したDEEP☆KICK-55kg級王座決定トーナメントに駒を進めた。
▼第3試合 DEEP☆KICK-66kg契約 3分3R
△竹市一樹(MA二刃会)
判定0-1 ※29-29、29-30、29-29
△MASAKI(多田ジム)
1Rからフェイントをかけながらディフェンスを交え軽快に打ち合う竹市一樹(MA二刃会)とMASAKI(多田ジム)。攻撃重視の選手が多くなった昨今、クラシカルな攻防が続く。
2R、竹市がストレートをヒットさせれば、MASAKIは右クロスをかぶせる。2Rが終わった時点で、ジャッジのスコアは3者とも20-19でMASAKIを支持した。あとがない竹市は3Rに猛然と追い上げ、1-0(MASAKI)の痛み分けに終わった。
▶次ページは第2試合~OP第1試合
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