【UFC】元王者ジョゼ・アルドが3連勝!強豪フォントからダウンを奪い完勝
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス44』
12月5日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
▼バンタム級マッチ
●ロブ・フォント(アメリカ)
判定0-3 ※45-50×2、46-49
○ジョゼ・アルド(ブラジル)
アルドは元UFCフェザー級王者で現バンタム級5位の実力者。ブラジル出身選手特有のアグレッシブなファイトスタイルと破壊力ある打撃を武器に、絶対王者として10年間無敗を誇った。昨年12月にマルロン・ヴェラ、今年8月にペドロ・ムニョスを破り連勝中だ。
【動画】音がエグい!一発で状況をひっくり返したアルドの強烈右ストレート
対するフォントは同級4位の実力者で現在4連勝中。前戦となる今年5月に元バンタム級王者のコーディ・ガーブラントに判定勝利した。下馬評ではランク上のフォントが優位。
1R、スイッチをしながら前進するフォントが、開始早々に左ストレートをヒット。ハイペースで仕掛けていくフォントがタックルからバックテイク。ケージレスリングの展開、アルドが正対し離れて危機を脱出する。
強いプレッシャーのフォントで後手に回るアルドだが、残り数秒、アルドの右ストレートがヒット! 倒れるフォントにアルドがパウンド連打でトドメを差しにいくが、フィニッシュ直前でラウンド終了。
2R、ダメージが抜けたのか、積極的にパンチで攻めるフォント。アルドの右ストレートが再びヒット! フォントが大きく後に吹き飛ぶが、何とか耐える。フォントが手数で圧倒し前進するが、一発のアルドがジワジワと押し返す。
3R、ジャブを差し合う両者。フォントがスピードで先手をとるが、アルドが返しローキックを効かす。フォントがタックルを仕掛けるが、アルドが上手くディフェンスし逆にトップキープ。アルドが上手くグラウンドコントロールするが、フォントが金網を利用しながら立ち上がる。
スタンド展開、アルドのカーフキックで、足を払われたフォントがダウン、すぐに立ち上がるも、明らかに効いている様子。
4R序盤、アルドの右ストレートがクリーンヒット! 痛がる表情のフォントがダウン、アルドがそのままパウンドするが、耐えるフォント。ここからアルドがトップキープ、残り30秒にアルドがマウント奪取するなど、フォントを完全に漬け込む。
5R、序盤から強いプレッシャーで前進するフォント。ポイントでは完全に不利な状況の中、大振りなパンチを振るいながら、飛びヒザ、ヒジと全力で攻めていく。
しかし、アルドが右ストレートをヒット! 続くボディショットからの連打でフォントがダウンし、アルドがバックテイク。アルドは4の字ロックからバックチョークを仕掛けるが、決まらずで、ラウンド終了。
判定は、ほぼフルマーク(50-45×2、49-46)でアルドの完封勝利。現在35歳のレジェンド、アルドが25分間を戦い抜き、3連勝を飾った。
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