【海外MMA】秒殺チョーク一本勝ちもタップ無視で失神、乱闘に=ロシア
21年12月31日(日本時間)ロシア・モスクワで開催された総合格闘技イベント『HARDCORE FC 18』のメインイベントは、サブミッションによる一本決着も、最後は両陣営が入り乱れての騒動が勃発。現在もこの乱闘騒ぎがSNS上で話題となっている。
【動画】因縁対決は秒殺失神でフィニッシュも!両軍入り乱れての乱闘騒ぎに
ウェルター級マッチのドミトリ・クリモフ(22=ロシア)とアレクセイ・メシュコフ(24=ロシア)との一戦。
クリモフは今年デビューのHARDCORE FC生え抜きの選手。7月の初戦は判定負けしたものの、そこから3試合を行い全てフィニッシュ(1KO・2一本)で終わらせている。
対するメシュコフは空手ベースのストライカーでHARDCORE FC初参戦となる。両者は戦前から舌戦する因縁の仲だ。
試合は開始早々、メシュコフが右ローを連発。クリモフの蹴られた足が流れると、笑いながら軌道を変えて右ミドルを放つ。しかし、それを読んでいたか、クリモフが冷静に捌き、タックルからテイクダウン成功。ケージ際までメシュコフを押し込むと、あっという間にマウントポジションに。
背中をつけて争うしか出来ないメシュコフに対し、クリモフがじっくりと、パウンド、ヒジを連打。嫌がったメシュコフが背中を向けると、流れるようにバックテイク。腕を組み替えながらリアネイキッドチョークを極めた。
1R1分12秒とわずか72秒の秒殺劇。しかし、メシュコフのタップに対し、クリモフは腕を解かず、メシュコフは失神。すると、メシュコフのセコンド陣がケージ内に飛び込み、そのうちの一人が、クリモフの顔面に鉄槌。クリモフ陣営もケージ内に飛び込む騒動となった。
両陣営が次第に冷静になると騒動は終結。両選手も、判定コールの後、握手を交わすなどしたが、クリモフを殴った相手が最後まで納得のいかない様子。まだ遺恨は続く結末となった。
後日、団体公式SNSに大会ハイライト映像が掲載されると話題に。完勝したクリモフの強さを「素晴らしい選手、これからの成長が期待できる」と称賛する意見がある一方で、クリモフのすぐに技を解除せずに、相手を失神させた行為を「遺恨があったのだろうが、相手を死に至らしめる危険な行為」と非難する声が上がるなど、多数の意見が寄せられている。
【勝者 選手データ】(2022年1月5日現在)
ドミトリ・クリモフ(22歳・Dmitry Klimov ・ロシア)
身長:183cm 階級:ウェルター
戦績:4勝(1KO・3一本)1敗(TAPOLOGY参照)
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