【ジャパンキック】馬渡亮太が圧巻TKO勝利でMVP獲得!北野克樹がモトヤスックをハイキックで攻略=全試合結果
ジャパンキックボクシング協会
『Challenger5』
2022年5月1日(日)東京・後楽園ホール
▼第9試合 ダブルメインイベント2 57.5kg契約3分5R
〇馬渡亮太(WMOインターナショナル スーパーバンタム級王者/治政館)
TKO 3R1分36秒 ※右ストレート
●佐野貴信(WMC日本フェザー級王者/創心會)
馬渡は、長くしなやかなミドルキックと殺傷力の高いヒジを武器とし、18年にタイ・チェンマイスタジアム認定バンタム級王座、19年にはジャパンキック同級王座、21年にはWMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座を獲得した3冠王。今年1月にはムエタイの強豪と対戦し、左ヒジ打ちでダウンを奪い勝利している。
対する佐野はREBELS、新日本キックなど様々な舞台で戦い、近年はBOMのリングに参戦するファイター。過去にはRISEのリングに上がり、引退した元RISEフェザー級王者・工藤政英と拳を交えたこともある。19年にWMC日本フェザー級王座を獲得している。
1R、両者ともオーソドックスで右ローを蹴り合う。近距離では左ヒジを見舞う馬渡。馬渡のヒザ蹴りに、佐野が左右のフックを合わせる。まだお互いに差はない。
2R、馬渡が左右のローを多用し、何度もヒットさせる。佐野は右フックを見舞い、右ローへと繋ぐが、蹴りの手数が少ない。セコンドから「蹴りが少ない」と何度も声をかけられる。右ストレートで飛び込む馬渡。偶然のバッティングか、馬渡は目尻のあたりをカットする。
3R、馬渡が奥足への左ロー、右カーフキックを蹴る。両者の右フックが交錯。すると、馬渡が左のハイキックを放ち、左フック、そして右ストレートを打ち下ろしてクリーンヒット。
この一撃で佐野がよろけるようにして尻もちを付いてダウン。そのままうつ伏せとなり、カウントを聞く。何とか立ち上がろうとしたが、ダメージを見たレフェリーが試合をストップした。
勝利した馬渡は「コロナ禍で爺ちゃん、婆ちゃんが試合に来れなくて、久しぶりに来てくれました。弱い時から応援してくれて、メインの舞台で立派なKO見せられたので喜んでいると思います。これからも元気でいて欲しい。もう少し誕生日なので、(会場のファンに)拍手をお願いします」とコメント。大会プロデューサーの武田幸三が選ぶ今大会のMVPに選出された。
▼第8試合 ダブルメインイベント1 ジャパンキックvs NJKF交流戦68kg契約3分5R
●モトヤスック(ジャパンキック ウェルター級王者/治政館)
判定0-3 ※46-50、45-49×2
◯北野克樹(WPMFインターナショナルスーパーライト級王者・WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者・IOCインターコンチネンタル スーパーライト級王者/NJKF・誠至会)
モトヤスックは、一撃で相手の意識を刈り取るパンチや鋭い蹴り技が武器のオールラウンダー。20年1月に初代ジャパンキックウェルター級王座を獲得。その後はジャパンキックのエースとして、他団体王者など強豪選手と戦ってきた。今年1月には元MA日本ミドル級王者・井原浩之と対戦して、判定で完勝を収めている。
対する北野は関西の名門・誠至会のエースで、回転系の蹴り技を得意とし“竜巻旋風脚”の異名を持つ。現在WPMFインターナショナルスーパーライト級王座、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座など合計3本のベルトを保持している。介護士としての顔も持ち、体の不自由な方にキックボクシングを教える活動も行なっている。
1R、北野が左ミドルで快音を響かせ、右カーフキックを多用。後ろ回し蹴りも出す北野の対して、モトヤスックはワンツーを伸ばし、右ローを蹴り返す。お互い差はない。
2R、モトヤスックに対して、北野がカウンターの左ハイキック!これがモトヤスックにモロに入り、ダウン。立ち上がったモトヤスックは、顔色を変えずに落ち着いて右ロー、ミドルを蹴る。
3R、モトヤスックがサイドにステップして、左フック。北野はコツコツカーフキック、左ミドルを蹴り込む。ガードを下げつつ、余裕を見せる北野は、モトヤスックのパンチに対して、タイミング良くハイキックを合わせにいく。
4R、モトヤスックが鋭い右のストレートを伸ばす。北野は左右のミドルの手数を出し、左ハイキック。モトヤスックは距離を一気に詰めると、左アッパー、右ストレートと繰り出すが、北野の蹴りの手数も落ちない。組んでのヒザ蹴りは北野。モトヤスックのセコンドからはパンチで戦う指示。
5R、後がないモトヤスックは左フック、ワンツーとパンチで果敢に攻める。北野は左のヒザ蹴りをボディへヒット。モトヤスックが右フックを放つが、離れ際に北野の狙い澄ました右ハイキック!モトヤスックがヒザをついてダウンを喫してしまう。
立ったモトヤスックは豪快な左フックをクリーンヒット。モトヤスックは、パンチをまとめようとするが、北野は組んでのヒザ蹴り、前手を動かして余裕を見せながら左ミドルを多用。そのまま北野が逃げ切って判定勝ち。
北野がハイキックを2度炸裂させて、ジャパンキック王者を下した。
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