ローキック連発に“戦意喪失”のTKO!「冗談だろ、全く防御できていなかった」と実況唖然=米Titan FC
5月7日(日本時間)米国フロリダ州で開催された総合格闘技イベント『Titan FC 76』にて、強烈なローキックによる悶絶のKO劇が起きた。
KOしたのはラミ・ハメド(31=レバノン)。ウェルター級マッチのディアス・ズレタ(46=コロンビア)との一戦だ。
ハメドはムエタイやキックボクシングでの大会優勝経験を持ち、MMAではBRAVE CF やTitan FCで活躍する実力者。プロキャリア11勝のうち8KOとKO率の高いストライカーだ。
ヒザの手術を行い1年ぶりの復帰戦を迎えたハメドの対戦相手は46歳のズレタ。ズレタは40歳だった17年にプロデビューし2戦全勝中だが、この対戦は荷が重いか。
試合は序盤、半身で構えながらステップするズレタに対し、ハメドが一発目のローキックを放つと、ズレタは大きくバランスを崩し尻餅。この時点でダメージを負った様子だ。
打撃を嫌がり、組みつこうとするズレタだが、ハメドがローキックを連発。ズレタは全く反応できずに、そのまま貰ってしまう。
ケージを背にするズレタ、ハメドが8度目のローキックを当てると、ズレタは座り込み戦意喪失。力なくマットをタップし、レフェリーが試合を止めた。
突然の戦意喪失に実況も唖然。「冗談だろ、、、よくわからないが、全く防御できていなかったので、腓骨か靭帯を痛めたのか?」と、あまりに呆気ない終わり方に不満すら見せる様子だった。
ピンポイントでズレタの膝裏やカーフ周辺を当てるハメドの蹴りは素晴らしかったが、実力差の大きいミスマッチ感が否めない試合内容だった。
『Titan FC 76』
2022年5月7日(日本時間)米国フロリダ州
▼ウェルター級マッチ
○ラミ・ハメド(31=レバノン)
TKO 1R1分22秒 ※ローキック
●ディアス・ズレタ(コロンビア)
【勝者 選手データ】(2022年5月9日現在)
ラミ・ハメド(31歳・Rami Hamed・レバノン)
階級:ウェルター級
身長:185cm
戦績:11勝(8KO)3敗1無効試合(TAPOLOGY情報参照)
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