【UFC】ライトヘビー級前王者ブラホビッチが再起戦でTKO勝利!ラキッチが足負傷のアクシデント
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス54』
2022年5月15日(日本時間)米ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
▼ライトヘビー級
○ヤン・ブラホビッチ(ポーランド)
TKO 3R1分11秒 ※ラキッチの足負傷により
●アレクサンダル・ラキッチ(オーストリア)
ブラホビッチはUFCライトヘビー級の前王者で同級1位。20年9月の同級王座決定戦で、ドミニク・レイエスをTKOで下し、王座戴冠。昨年3月の初防衛戦で2階級制覇を狙う20戦無敗のミドル級王者イスラエル・アデサニヤと対戦し3-0の判定で快勝したが、同10月にグローバー・テイシェイラに一本負けし、防衛に失敗した。
ブラホビッチの復帰戦の相手ラキッチは同級3位の若手実力者。前戦となる昨年3月にチアゴ・サントスとのストライカー対決を制した。
1R、序盤からカーフキックで削り合う両者。しかし、出入りの早くワンツーローと攻撃を散らすラキッチが、手数で上回る展開。あと一歩が踏み込めないブラホビッチの左目下から出血が見える。
2R、ラキッチがブラホビッチの左足を抱えながらテイクダウン。しかし、下になったブラホビッチが三角絞め。解除したラキッチが上からパウンド、ヒジを落としながら、逃げるブラホビッチを金網に押し付け続ける。
ラキッチ優勢の流れで迎えた3R、ブラホビッチが強い圧力をかけながら、カーフキック、ジャブから左ミドルと一気に攻勢に出る。
すると、バックステップを踏んだラキッチが、突然、右ヒザ裏を抱えながら後ろに転倒。ブラホビッチが追撃に向かったが、異変を感じたレフェリーが素早く試合をストップした。
右ひざの痛みに苦悶の表情のラキッチ。しかし、“アクシデント”が起きる前までは、ラキッチはしっかりとした左ミドルを蹴るなど、右ひざに問題を抱える様には見えなかった。
現地の解説は「素早いバックステップで膝裏の靭帯を痛めてしまったのでは」と、このアクシデントの原因を推測した。
防衛失敗からの再起戦で見事勝利したブラホビッチだが、それまでラキッチが優勢だっただけに、今後、両者の再戦は見たいものだ。
▶︎次ページは【動画】足負傷アクシデント!ヒザを抱え苦悶のラキッチ
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