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“頭部への反則ヒザ蹴り”で試合がまさかのノーコンテスト!「そんなに強く当たっていない」と蹴った選手が怒り=米EagleFC

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2022/05/26(木)UP

顔面への反則ヒザ蹴りをもらいケージにもたれるロンバート@eaglefcmmaより

 5月21日(日本時間)米国フロリダ州マイアミで開催された格闘技イベント『Eagle FC 47』のセミメインは、グラウンド状態の相手に対する反則のヒザ蹴り攻撃で試合が中断。蹴りが故意によるものではなかったため、ノーコンテストに終わった。

【動画】問題のシーン!シウバ がダウンしたロンバートに反則のヒザ蹴りをヒット!

 ライトヘビー級マッチのヘクター・ロンバート(44=キューバ)vs.チアゴ・シウバ(39=ブラジル)の一戦だった。

 ロンバートは元ベラトール世界ミドル級王者。過去PRIDEやUFCでも活躍し、20年からは素手ボクシングに挑戦し、BKFCのクルーザー級王座を獲得したこともある。今回、約3年半ぶりにMMAに復帰した。
 対するシウバは、ロンバートと同じくUFCでも活躍したMMA選手。ロシアMMA団体ACBの元ライトヘビー級王座を戴冠した実績を持つ。

 試合は1R序盤、ロンバートが左右のフックを振り回すと、豪打を浴びたシウバがたまらずダウン。ロンバートがトップからパウンドを落とすが、シウバが耐えて逃げ切る。
 2Rはシウバが反撃。パワーを使い果たし失速するロンバートに右カウンターを浴びせダウンを奪う。

 しかし、ここでシウバが倒れてグラウンド状態のロンバートに対し、反則技となる頭部へのヒザ蹴り!
 シウバの攻撃は故意ではないと認められたものの、ロンバートが試合続行不可能とし、試合はノーコンテストに終わった。

 試合後、ロンバートは「反則攻撃で傷ついた状態で戦いは続けられなかった。再戦をやるならやってもいい」と憮然とした表情。
 一方のシウバは「彼は疲れで試合を続けたくなかったんだと思う。ヒザ蹴りはその言い訳さ。だって、そんなに強く当たっていない。彼は素手でも殴り合える人間だ。あのヒザ蹴りは何ともなかったハズだ」と、怒りをあらわにした。

 果たして、両者の再戦はあるのか。

Eagle FC 47
2022
521日(日本時間)米国フロリダ州マイアミ
ライトヘビー級マッチ
ヘクター・ロンバート(キューバ)
ノーコンテスト 2R 144秒 ※偶発的な反則ヒザ蹴り
チアゴ・シウバ(ブラジル)

▶︎次ページは【動画】問題のシーン!シウバ がダウンしたロンバートに反則のヒザ蹴りをヒット!

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