【ビッグバン】旧K-1時代の決着戦も城戸康裕が判定勝利、15年ぶりのSHIRASUと再戦に「強かった」=6.12
▼第11試合 メインイベント第1試合 3分3R70Kg契約ビッグバンルール
△ジョージ(T.G.Y/Bigbang Sウェルター級王者)
判定0-1 ※28-29、29-29×2
△喜多村誠(ホライズン・キックボクシングジム/元新日本キックボクシング協会ミドル級王者、元BOMミドル級王者)
メインイベント第1試合では、ジョージvs喜多村誠が対戦。ジョージは破壊力のあるパンチとローキックを武器に、K-1 JAPAN GROUPやビッグバンのリングでキャリアを積んできた。21年11月には松下大紀を判定で下して、Bigbang王座を戴冠した。
対する喜多村は新日本キックボクシング協会のミドル級トップ戦線で長らく活躍していた元王者。空手をベースとし、アグレッシブなファイトスタイルでこれまでにT-98、喜入衆ら他団体王者クラスの選手を破っており、70kg級ヒジ打ちありのムエタイ路線のトップファイターだ。
前日計量で喜多村は、年内引退を発表。11月にはジョージの持つ王座挑戦を表明しているが、ジョージは「明日で終わらせるから」と言い放ち、バチバチの展開となった。
1R、喜多村は接近して右ローキック。左フックから右ローキック、カーフキックと蹴り主体で攻め続ける。ジョージは耐えながらローキックを返す。喜多村は左ローキックを入れていく、ペースは喜多村か。
2R、喜多村はカーフキックを入れながら、奥足へのローキック。淡々と蹴りを入れていく喜多村。だがジョージは、ガードを固めながら距離を潰してパンチを連打。コーナーへ追い込みながらパンチを放つジョージが、逆襲に転じた。
3R、喜多村はカーフキックと左ローキックを淡々と打ち込む。ジョージはこれを耐えて、小さいパンチを連打。喜多村は負けずにローキックを蹴っていく。ジョージはパンチを返す。喜多村はローキックを入れる。ほぼ互角の展開のまま、試合終了。判定は1(喜多村)-0でドローに。11月にタイトルマッチで再戦か。
▼第10試合 セミファイナル3分3R67Kg契約ビッグバンルール
〇山際和希(谷山ジム/第7代Krushウェルター級王者)
判定2-0 ※29-29、30-28、30-29
●野村太一(K.Bスポーツジム)
第7代Krushウェルター級王者・山際和希が野村太一と激突。山際は右ミドルを軸とした蹴り技とテクニックが武器。直近はK-1とKrushで3連敗を喫していたが、昨年11月に大久和輝をKOで下し、今年2月に中野滉太戦で判定負け。今回が再起戦となる。
野村は今年3月に大久から勝利を収めて5戦5勝無敗を記録。新旧対決に挑む。
1R、山際はローキックで先制。野村はプレッシャーをかけて右のパンチを放ち、三日月蹴り、カーフとつなげる。山際はジャブからローキックをヒット。積極的に攻める野村はパンチが軸になるが、冷静に蹴りを入れるうまさも見せた。
2R、山際はローキックで攻撃。野村もローキックを返したところでローブロー。再開し、ミドルキックを決めていく山際。野村はややスピードが落ちたか。互角の展開が続き、勝負は最終ラウンドへ。
3R、山際は、野村の攻撃を見切り、ヒザ蹴り攻撃。野村は左ボディブローを決めて追い込んでいく。それでも山際は下がらずに前へ出て、パンチで反撃。そんなに差のない勝負となったが、判定2-0で山際が野村を下した。
マイクを握った山際は「もう少し強いところを見せたかったんですけど、すみません。前回、K-1で負けてしまったので自分から攻めることを意識したんですけど、まだまだなので、継続して強くなります」と挨拶した。
▶次ページは、竹内賢一vs龍斗、一航vs蘭丸、林京平vs三輪裕樹
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