【素手ボクシング】因縁同士の王座戦は大荒れ!2階級王者誕生も、“反則失格では”と疑問の声
10月1日(日本時間2日)、米国ルイジアナ州モンローで開催された素手ボクシングイベント『BKFC 30: Hunt vs.Henry』メインイベントのBKFCクルーザー級王座決定戦が行われ、同ミドル級王者ロレンゾ・ハント(40=米国)がクエンティン・ヘンリー(32=米国)をKO勝利で下し、2階級王者に輝いた。しかし、試合後にハントは試合途中で反則失格ではなかったのかとの疑問の声が上がっている。
【フォト&動画】“反則失格では”と疑問の声が上がったパンチの連続写真!大荒れの王座戦ハイライト映像も
獰猛ファイトが売りのハントは昨年11月のミドル級タイトルマッチでヘクター・ロンバートを下し、同級王者に。今年4月前戦でKO勝利を収め、初防衛に成功した。今回、新設されたクルーザー級王座で2階級制覇を目指す。
対するヘンリーはKO必至のハードパンチャー。19年のBKFC初参戦以来、全てKO決着で、BKF5勝1敗の戦績を誇る。
戦前からお互いを罵り合い敵意むき出しの両者。大荒れになる予感が。1R開始のゴングが鳴ると同時にハントが両拳を振り回しがら猛然とラッシュ!
その勢いからハントとヘンリーが縺れるようにロープ側に倒れ込むと、ハントが下になったヘンリーの顔面を殴打。ヘンリーはうつ伏せの状態でダウン。これは完全な反則行為だ。
意識が朦朧とし、しばらく立ち上がれず大きなダメージが予想されるヘンリー。この時点で、ハントの悪質な反則による失格で、ヘンリーの勝利が考えられるが、審判はなぜかハントに対し何の処分を与えず、数分後ヘンリーが回復すると試合を続行。
再開後、ヘンリーはダメージの影響か両足の力が入らないながらも気迫を見せて激しい打ち合い。しかし、3Rにハントの左フックが炸裂!ヘンリーはロープまで吹き飛びダウン。レフェリーが試合を止めた。
2階級制覇を果たしたハントだが、この試合を報じた米格闘メディア『MMA FIGHTING』などは、今回のレフェリングに対し、“反則による失格、もしくは減点処分にすべきだった”と疑問符を。また、公開された試合映像のコメント欄にも、再戦を望むファンからの声が寄せられた。
遺恨の残った王座戦、早期の再戦はあるのか、今後の展開に注目したい。
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