【テコンドー】”JTAのマドンナ”福島良菜が蹴武型A級優勝で4回目のMVP
日本テコンドー協会(JTA)
『第33回全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会同等記録会』
2022年10月22日(土)神奈川・横浜武道館
▼蹴武型A級決勝戦
〇福島良菜(福岡筑紫野テコンドー倶楽部)
指定型3-0、自由型2-0
●相良典隆(鹿児島曽於テコンドー倶楽部)
MVPはA級蹴武型で優勝した福島良菜(ふくしま・らな)。福島は疫病前の全日本大会で3年連続MVPに輝いているJTAのエースであり文武両道のリケジョ(熊本大学工学部3年)。JTA支部の無い熊本で個人練習に励み、週末は新幹線で福岡筑紫野TCの練習に通う努力家だ。受験や疫病禍で4年ぶりの全日本大会出場となるが、美しい蹴り技、正確な受けで安定した実力を発揮し4度目の優勝及びMVPを受賞した。
福島は「1回戦から前回チャンピオンと対戦だったのでいつも以上に緊張しました。2カ月前の予選会で相良選手に負けてしまったのをバネに平日は毎日型の練習に励み、週末は熊本から福岡の道場に通って練習しました。今回の結果に満足せず来年も連覇できるよう精進します」と語った。
▼組手B級無差別級決勝戦
〇伊藤岳陽(名古屋天白テコンドー倶楽部)
判定3-0
●向川裕貴(横浜市立大学体育会テコンドー部)
本来JTA全日本大会の看板種目は技有り・一本勝ちのあるフルコンタクト・テコンドー・ルールのA級組手である。しかし、A級選手の多くが大企業や消防署勤務の為「疫病感染予防行事参加制限」により参加できなかった。そこで、この制限の無いA級選手と新人のB級選手とが「組手B級無差別級(ヘッドギア着用。A級は未着用)」に統合し対決することとなった。
優勝したのは伊藤岳陽(名古屋天白TC)。小2時入門した生え抜きの愛知教育大学4年生。
伊藤は飛び後ろ横蹴りの名手で、体重80kgから放たれる重い蹴りで終始、相手を押しまくり初優勝。蹴武型A級でも準決勝迄、勝ち残ったことが評価されMVP同時受賞となった。 「優勝はしましたが課題も見つかりました。今後もひたむきに努力を続ければ結果が実ることを信じて精進していきたいです」と語った。
JTA日本テコンドー協会
第33回全日本フルコンタクト・テコンドー選手権大会同等記録会
2022年10月22日(土)神奈川・横浜武道館
最優秀選手賞:福島良菜、伊藤岳陽
■A級蹴武型
優勝 福島良菜(福岡筑紫野TC)、2位 相良典隆(鹿児島曽於TC)
■B級組手無差別級
優勝 伊藤岳陽(名古屋天白TC)、2位 向川裕貴(横浜市立大学体育会)
■B級蹴武型
優勝 橋本佳和(長崎佐世保TC)、2位 斎藤未有(福岡筑紫野TC)
3位 澤畠咲季(東京城南雑色TC)3位 河西航(新横浜TC)
■団体戦型
優勝 福岡筑紫野テコンドークラブ(守田瀬那、加地哲太、守田真菜)
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