【ボクシング】”元K-1”左右田泰臣、激闘もドロー、規定で優勝逃す=東日本新人戦
11月3日(木・祝)東京・後楽園ホールにて行われたプロボクシング[東日本新人王トーナメント決勝 ミドル級(72.5kg)4回戦]で元K-1ファイターの左右田泰臣(34=EBISU K’s BOX)とプロ3戦3KOの時吉樹(22=横浜光)が対戦、互いに激闘を展開するもドローに。
優勝者を必ず決定しなければならないため、規定でジャッジ3人の優勢点で決定すると発表。1人が左右田、2人が時吉につけ優勝は時吉に決まった。公式の勝敗はあくまでドローとされた。
【フォト5枚】”高身長”時吉の豪快パンチが左右田を襲う!左右田も反撃のフックがヒット!
互いに譲らない好勝負だった。1R、時吉がジャブ、そして右ストレートでペースを握ったかのように見えたが、2Rから左右田が猛反撃、左右のフックを上下に打ち分け時吉の動きを止める。
3Rもパンチを上下に打ち分ける左右田、ボディを効かせるなど動きを止め、さらにアッパーで顎を上げる。しかし時吉も鋭い右ストレートをヒットさせ反撃に。
最終の4Rは時吉のアッパーがヒットし左右田の顎が上がる。鋭いパンチを連打しペースをつかむ時吉。被弾する左右田もボディ、アッパーで反撃するなど、一進一退の激しい攻防に。終了のゴングで全てを出し合った2人はリング上で互いに正座し、称え合うと、会場からは大きな拍手が沸き起こった。
左右田はキックボクサーとしてRISEスーパーライト級王者、さらにK-1 WORLD GP初代65kg世界トーナメント準優勝など実績を残したが、19年8月に引退。ボクシングに転向し今年6月にデビュー。東日本新人王トーナメント準々決勝(ミドル級4回戦)に臨みKO勝利。9月には、赤井英和の長男・赤井英五郎と同トーナメント準決勝で激突し、判定2-1で勝利を収めてこの決勝へ駒を進めた。
今回のドロー判定でプロ戦績は3戦2勝(1KO)1分となった。
【フォト5枚】”高身長”時吉の豪快パンチが左右田を襲う!左右田も反撃のフックがヒット!
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