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【K-1 KRUSH】左右田泰臣が引退宣言、勝利した鈴木勇人「左右田さんの意志を受け継ぐ」(一夜明け)

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2019/09/02(月)UP

入場と試合終了後の判定などの前にプロレスマスクをかぶる左右田(右)。負けが決まり鈴木と健闘を讃えあったが、これが引退試合となった。

 9月1日(日)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて「K-1 KRUSH FIGHT.104」の一夜明け会見が行われた。

 今年1月に松下大紀との王座決定戦にKO勝利してKRUSHスーパー・ライト級王座を獲得した鈴木勇人。今大会では自らも「過去最強の相手」と認める左右田泰臣と8月31日に初防衛戦に臨み、延長戦に及ぶ死闘の末に判定勝利して初防衛に成功した。

 左右田は普段、帰りもリングの花道をマスクを被ったまま退場するが、この日はリングを降りる際にマスクを脱ぎ退場した。

判定は鈴木が勝利、その瞬間左右田はマスクの奥で愕然とした表情

 試合後、左右田はバックステージでのインタビューで退場の際にマスクを脱いだことを聞かれると「もう終わりなので、皆さんに挨拶しようと思いました。いままで応援してくださったみなさん、ありがとうございました。K-1 JAPAN GROUPで5年、凄く楽しめたし、最高の思い出になりました。プロになって10年、いろんなことがありましたが、中身の濃かった10年だと思います」と引退の意志を表明した。

 これに関し鈴木は会見で「自分も試合が終わった後に控え室で左右田選手から引退するということを聞きました。ある意味、格闘技は相手を蹴落として上がって行かなきゃいけないスポーツで、左右田さんが今まで目指していたものがあると思います。自分がそれをしっかりと受け継ぐじゃないですけど、左右田さんの気持ちも背負って色々と高みに挑戦して行きたい」とこれからは左右田の意志を受け継いで戦うと誓った。

会見で左右田の引退について語る鈴木

 左右田とは普段から懇意の仲だといい「銭湯でよく会ったりして、試合前は色々アドバイスくれたり、自分にとっては凄い尊敬する方でした。そういう人と試合が決まって、ちょっと複雑な気持ちあったんですけど、いつかはやるだろうなと覚悟していたし、やるからには倒しに行かなくちゃいけないと思いました。でもやっぱり試合してみて本当に率直に強かったです。今までの選手とは本当に訳が違いましたし。1Rは自分のやりやすいというかそれなりの展開で行けて、このまま押し切れるかなと思ったら後半巻き返されちゃって。やっぱそういう覚悟とか根性は凄い感じましたね」左右田との激闘を振り返った。

 最後に鈴木は「今後の目標はこのベルトを守る、KRUSHの絶対王者になること。自分は引退するまでKRUSHのベルトを持っていてやろうと思ってます。プラスK-1にも挑戦して、行く行くはK-1のベルトに絡めるような選手になって、最終的にはK-1のベルトをしっかりと獲りたい」とKRUSHの絶対王者として、K-1のベルトにも挑戦していくと宣言した。

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