【ホーストカップ】小川翔が元ラジャ2階級王者シリモンコンに判定勝利
▼トリプルセミファイナル第10試合 HOOST CUP 日本 EX ミドル級王座タイトルマッチ3分5R 王者 挑戦者
●チューチャイ・ハーデスワークアウト(ハーデスワークアウトジム/王者)
TKO 1R 2分48秒 ※肘攻撃によるドクターストップ
〇小原俊之(キングムエ/挑戦者)
※チューチャイの計量オーバー(2.7kg)により、グローブハンディと減点2点スタート
※小原が新王者に
両者は昨年にも対戦しており、チューチャイが2-1で粘る小原を振り切って判定勝利している。それだけに今回もチューチャイ有利と
いう声が大きかったが、前日計量でチューチャイが2.7kgオーバー。試合は小原勝利の場合のみ王者として認定され、チューチャイ勝利の場合公式記録はノーコンテスト、さらに小原には2オンスのグローブハンディが与えられ、試合開始の時点でチューチャイには減点2が課せられた。
試合が開始すると、小原は左ローを連打し、チューチャイのバランスを崩す。さらに小原はインパクトの強い左ローを放ち、試合の流れをたぐり寄せる。
チャーチャイは左フックをヒットさせるが、組みにいくと小原がヒジ打ちで相手の左目尻をカット。ドクターチェックの末、試合続行不可能と見なされ、1R2分 48 秒、小原がTKO勝利を収めた。
試合後、マイクを握った小原は「やっと獲れました。今まで4~5回タイトルマッチをやらせてもらったけど、全て負けていた」「(今回は)地元なので、どうしても獲りたかった。年末は(調整でかまってあげられなかった)子どもとしっかり遊んで恩返ししたい」とコメントした。
▼トリプルセミファイナル第9試合 HOOST CUP 日本ヘビー級王座決定戦3分5R(延長1R) 元アクセルヘビー級王者・元 J
〇ジャイロ楠(TEAM JAILO/元アクセルヘビー級王者、元 J-NETWORKヘビー級王者)
TKO 1R1分50秒 ※パンチによる3回目のダウンによりレフェリー ストップ
●マウンテン RYUGO(TenCloverGym/S.BATTEL ヘビー級王者)
両者は2018年3月に静岡キックで対戦し、ジャイロが2度ダウンを奪った末にKO勝利している。
ジャイロは連打からの左フックで先制のダウンを奪う。左フックで2度めのダウンも奪い、とどめに右フックを放つ。リングサイドの観客からも「すごいぞ、これは」と驚きの声があがる。
新王者となったジャイロだが、ベルトがウエストサイズに合わず巻けないというヘビー級ならではのご愛嬌な一幕も。ジャイロは先日不慮の事故死を遂げた親友トーマスに「このベルトを自分が巻くことをトーマスはずっと楽しみにしていた。今日も僕のそば
にいてくれたと思う。このベルトはトーマスのおかげで獲れました」と熱いメッセージを送った。
▼トリプルセミファイナル第8試合 HOOST CUP 日本バンタム級王座決定戦3分5R(延長1R)
●國本真義(MEIBUKAI/元 WMC インターバンタム級王者)
判定2-0 ※49-47×2、48-48
〇翔磨(多田ジム/DEEP KICK55kg 王者)
※國本に2R 左ストレートでダウン1あり
※翔磨が新王者に
前王者の鈴木真彦の王座返上により王座決定戦が行われた。
1R、ポーカーフェースの翔磨に対して、國本はときおりニヤリと笑い余裕を見せる。下がりながら攻撃しようとする翔磨に対し、國本は「来いよ」と挑発する。
國本がやや優勢で迎えた2R、國本が左フックを浴びせると翔磨のアゴが上がる。徐々にベテランの國本が試合の流れを握るのかという流れの中、翔磨が強烈な左をヒットさせ、先制のダウンを奪う。
3R、あとがない國本は距離を詰めていく。翔磨も返すが、國本と比べると手数が少ない。
4Rも試合は國本のペースで、セコンドからの「ゴリゴリ行け」という指示通り、右ローを起点に翔磨を追い詰める。
5R、翔磨が復調しカウンターの右のヒザ蹴りを國本のボディに突き刺していく。さらに左ミドルで追撃をかけると、國本は効いた素振りを見せ後退。判定は2-0で翔磨が勝利を収めた。
DEEP☆KICK に続き、2本目のベルトを巻いた翔磨は「5Rはめっちゃしんどかった」と熱戦を振り返る。「試合前はオヤジがダッシュに付き合ってくれた。ジムにいったら、いろいろな人がミットなどの追い込みに付き合ってくれた。自分だけで獲れたベルトではない」とコメントを残した。
▶次ページはハフィド・アブデルvsイゴール・シルヴァ、健太vs山畑雄摩、タナデー・ウォーワンチャイvs松田龍聖
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