2023/02/03（金）UP
（最終更新：2023/02/03 14:42）

田邉雅弥がTKO勝利

DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK ZERO 05』（3P目）
2023年1月29日（日）大阪・176BOX

▼第3試合 DEEP☆KICK-68kg契約 3分3R
●杉山卓（TeamFIST）
TKO　1R 2分22秒　※レフェリーストップ
○田邉雅弥（Blaze）

攻める田邉雅弥

　試合開始早々、杉山卓は左のインロー、右ミドル、左の三日月蹴りを矢継ぎ早に繰り出す。さらに詰めて右ローと先制攻撃を仕掛ける。しかし、田邉雅弥は杉山の出方をよく観察していた。右ローの連打から右ヒザをまともにアゴにヒットさせ、さらに追い打ちをかけるようにヒザ蹴りの連打でダウンを奪う。この猛攻を受けた杉山は立ち上がれず、最後はレフェリーが試合を止めた。

▼第2試合 DEEP☆KICK-52kg契約 3分3R
△木下亜輝斗（FFT）
判定1-0　※29-29×2、30-29
△相沢晟（TARGET）

　1R、木下亜輝斗が左ミドルからローを放つと、相沢晟は距離を詰めようとする。木下は回りながら相手のアタックを回避。さらに木下が右ジャブをライトヒットさせると、相沢は再び前に出る。

　2R、相沢のワンツーで木下がダウン。一度はダウンを宣告されたが、すぐにスリップと訂正される。
　その後相沢が詰めると、木下は距離をとりながら逃げる展開が続く。リングサイドからは明らかな逃避行為に映った。その後、木下を捕まえた相沢が押し倒す場面もあったが、攻勢点とは見なされず、判定は0-1（木下）のドローとなった。

▼第1試合 DEEP☆KICK-60kg契約 3分3R
○内本築（NJKFteamBonds）
TKO　2R 2分20秒　※レフェリーストップ
●瑠稀士（R.S-GYM）

　1Rはほぼイーブン。2Rになると、瑠稀士（るきと）が一気に攻勢に出た。左フックをクリーンヒットさせ、前進する。さらに痛烈な右フックを放つと、内本築（NJKFteamBonds）は腰を落とすようにして先制のダウンを許す。その勢いで瑠稀士はフックで追い打ちをかけ2度目のダウンを奪う。とどめは右フック。内本が崩れ落ちると同時にタオルが投入され、レフェリーも試合を止めた。

▼〈オープニングイベント〉NEXT☆LEVEL提供試合　OP第1試合 -67kg契約 1分30秒2R
●外岡一真（全真会館）
判定0-3　※19-20、19-20、19-20
○大滝剣心（NJKF誠輪ジム）

▼※中止
メインイベント　DEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R　延長1R
大前洸貴（INFINITY KICK BOXING GYM）
vs
上野コウキ（直心会）
※大前が体調不良により欠場
※上野が-60kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

▼※中止
セミファイナル　DEEP☆KICK-60kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R　延長1R
岩郷泰成（EXARES）
vs
ライヤマン（ナックルズGYM）
※岩郷が怪我により欠場
※ライヤマンが-60kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

（文・布施鋼治/写真・石本文子）