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【RISE】ファンイベント初の公式戦との融合!“極真空手家”山科直史が衝撃のKO勝ち

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2023/06/10(土)UP

右のパンチを決めてダウンを奪った山科(右)

 6月9日(金)東京・新宿FACEにて『RISE Fight Party』が開催された。このイベントでは、RISE初の試みとなるファンイベントと試合の融合として行われ、公式戦3試合が組まれた。トークイベントの緩くなりがちな雰囲気を3試合の熱戦が、いい意味で緊張感を呼び込んだ。

▼第3試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
●森下祐樹(SUNNY GYM/2010年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)
KO 2R 2分15秒 ※3ノックダウン
〇山科直史(極真会館/フェザー級16位)

右のパンチを軸に蹴りのコンビで攻めた森下

 森下はRISEで長年活躍し2010年には新人王獲得の実績を誇り、過去には不可思、麻原将平ら強豪選手と拳を交えたことがある。強烈なローキックとテンカオを武器に激闘を演じ、最近は自身でSUNNY GYMを立ち上げた。今回が約11か月ぶりの試合となる。

 対する山科は幼少の時から“ブラックパンサー”ベイノアと共に極真空手を学び、2021年5月にプロデビュー。4連勝を飾っていたが、昨年10月の大会で計量前に体調不良となり、計量を通過出来ず不戦敗に。今回から階級を上げて参戦する。

極真空手家の山科直史は、KO勝ちを収めた

 1R、互いにローキックの蹴り合いからスタート。接近戦で森下は右のパンチをヒット。山科は蹴りで勝負しつつ、右のパンチでアゴを打ち抜きダウンを奪った。立ち上がった森下は、ヒザ蹴りのカウンターを狙った。

 2R、立ち上がりから森下は、右のパンチをダブルで決めていく。山科は、これをさばきながらヒザ蹴り。そして左ボディブローでダウンを奪う。それでも立ち上がる森下。山科は右のパンチを決めて二度目のダウンを奪取。最後は、ボディへパンチを入れてKO勝ちを奪った。

 山科は「こういうイベントで勝ててよかったです。名前を覚えてください」とアピールした。

▶︎次ページは羅司vs旬ノ介、山本“魂武羅”知美vsきたりこ

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