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【Krush】里見柚己が“因縁”の大沢文也を下し新王者に!新美貴士は寺田匠からダウンを奪い判定勝ち

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2023/06/16(金)UP

稲垣(左)はMOMOTARO(右)から勝利

Krush実行委員会
『Krush.150』
 2023年6月16日(金)東京・後楽園ホール

【稲垣がダウンを奪い勝利!】

▼第8試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●MOMOTARO(OGUNI-GYM)
判定0-3 ※28-30×3
〇稲垣澪(K-1ジム大宮チームレオン)

MOMOTAROはハイキックで逆襲

 MOMOTAROはONEチャンピオンシップなどで活躍したムエタイのベテラン選手で、ここ2連勝と波に乗っている。一方の稲垣は第4代Bigbangフェザー級王者。昨年12月の前戦で、現フェザー級王者の森坂睦に判定負けしたものの、K-1グループでは3KOをマークするなどしている。

 1R、サウスポー構えのMOMOTAROは右へ回りながらカーフキックを蹴っていく。稲垣はカウンターのパンチを狙うも、ヒットせず。MOMOTAROは左のオーバーフックで攻撃。稲垣は右を決めてダウンを奪った。MOMOTAROが立ち上がったところでラウンド終了。

 2R、稲垣はプレッシャーをかけながら前へ出る。MOMOTAROはステップしながらカーフキック。稲垣は右のパンチを狙いつつ、カーフキックを返す。このラウンドは互角の展開の印象を残した。

 3R、MOMOTAROは左右に構えを変えつつカーフキック。稲垣は対応しながらカウンターのパンチを入れていく。MOMOTAROはバックブローを放つも、これは読まれてしまう。手数はMOMOTAROだが、的確にパンチを当てていったのは稲垣か。判定は3-0で稲垣が勝利をものにした。

▶次ページは、山本直樹vs.齋藤祐斗

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