【NKB】則武知宏とNJKFのTOMOの3年ぶりの再戦は痛み分けに
NKB日本キックボクシング連盟
「NKB 野獣シリーズvol.3」
2023年6月17日(土)東京・後楽園ホール
▼ダブルメイン第2試合(第14試合) フライ級 3分5R
△則武知宏(テツジム/NKBフライ級3位)
ドロー判定0‐1 ※48‐49、49-49×2
△TOMO(K-CRONY/NJKFフライ級3位)
則武は前戦となった昨年12月に藤原あらしに挑むも4RTKO負けを喫した。5月にタイで武者修行を敢行し、再起を狙う。
対するTOMOは4月のNJKFで悠斗に判定負けし、こちらも再起戦となる。則武とTOMOは2020年2月に対戦しており、3R戦った末にドロー。3年ぶりのリターンマッチは5Rで行われ、NKBとNJKFのフライ級3位同士の一戦となった。
1R、長い手足のTOMOが左右ミドルでプレスをかけ、則武は下がりながらも右ミドルを返す。終盤にTOMOが右ストレートで則武に尻もちをつかせるがノーダウン。
2R、TOMOが右ミドルを主軸に攻め、このラウンドは則武の手数が減る。3Rも右ミドルで前進のTOMOに対し、則武がヒジを振るいカットに成功した。終盤には則武が右ストレートをヒットさせダウンを取ったかと思われたが、ノーダウン。
4Rも左右ミドルを見せるTOMOに、則武はミドルを返して譲らない。5R、右ミドル、テンカオを当てるTOMOが、下がる則武はパンチを振るっていく。お互いに手数を出すものの決め手に欠け、ドローに終わった。
▼ダブルメイン第1試合(第13試合) 57.00kg契約 3分3R
△TAKERU(GET OVER/DBSフェザー級王者、RKAフェザー級王者、WBCムエタイ日本統一フェザー級8位)
ドロー判定1‐0 ※30‐29、29-29×2
△吏亜夢(ZERO/NJKFバンタム級4位)
TAKERUはこれまでにDBSとRKAのフェザー級タイトルを獲得している二冠王。前戦となった4月のムエタイスーパーファイトではタイのパーンペットに3R左ボディを炸裂させTKO勝ちした。対する18歳の吏亜夢はアマチュア時代は120戦以上、5冠王という輝かしいキャリアを誇り、前戦ではNJKFフライ級1位・谷津晴之に判定勝ちしている。
1R、TAKERUが左カーフをこつこつ当て、吏亜夢はそれを嫌がるように首相撲を仕掛ける。
2R、右フックを当てTAKERUをぐらつかせた吏亜夢は一気にパンチ連打、180㎝の長身を活かした首相撲でヒザを当てていき、TAKERUは劣勢に。
3R、TAKERUが変わらず左カーフを当てると、吏亜夢は足を上げ露骨に嫌がる。TAKERUは左ハイ、左ストレートを当てるなどで追い込むも、耐える吏亜夢はパンチを返すなどで反撃。ジャッジ一者はTAKERUを支持するも、残り二者はドローで、この一戦は引き分けに終わった。
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