【コンバットレスリング】渡部修斗、“マジカルチョーク”で秒殺し圧倒的優勝飾る
▼アダルト 62kg級
欠場もあり、ワンマッチ決勝。 韓国のユ・スジン(10th Planet Daegu)が、上松義孝(本庄道場)を一本で下し優勝。 卓越したレスリング力をみせたユは、軽量級での活躍が期待される。
▼アダルト 74kg
渡部修斗と同じく、2017年の世界選手権日本代表だった和田健太郎(ストライプル新百合ヶ丘)がエントリーしたものの欠場。 戸津龍佑(C.A.C.C. スネークピットジャパン)が、カザフスタンなどを相手にオール一本勝ちで優勝。キャッチ・アズ・キャッチ・キャンをコンバットレスリングに対応させた闘い方は興味深いものだった。
▼アダルト 82kg
社会人選手権等のグレコローマンタイルレスリングで活躍する辻村崇(日大藤沢レスリング部)がエントリー。MMAファイターでもある森田啓佑(フリー)、UWWグラップリングやブラジリアン柔術(世界マスター3位)へも積極的に参加しているカザフスタンのレスラー・エルジェケノフ・カイラット選手を破り、優勝した。
▼アダルト 90kg
レスリングをベースとする韓国のグラップラー、リュ・ホミン(10th Planet Daegu)と、レスリングの世界ベテラン選手権王者スマグロフ・アバイ(カザフスタン)のワンマッチ決勝。 スタンドレスリングはほぼ互角の展開。最終的にサブミッションレスリングでの経験の差が出たか、警戒した組み手を続けるスマグロフがコーションを受け、僅差でリュが勝利。
▼アダルト 100kg
韓国・イルサンのモンスターMMA所属のキム・ジェウンが、元アジア王者である佐々木太一(Team AKIBA)、そしてオープン枠でアメリカ合衆国から参加した元ベテラン2位のスティーブン・ヨーケイを撃破し優勝。
▼ベテラン 68kg
モンゴルのレジェンドとも言えるサンビスト、オルホンバータル・ソニンフーがエントリー。元コンバットサンボ世界王者でスポーツサンボでも世界メダリストである、まさに伝説的選手が昨年に続き参戦。 ベテランでは階級を上げて68kgにエントリーした上松義孝をサブミッションで、レスリングはじめサンボやコンバットレスリングにチャレンジし続ける尾藤広光(京都東山レスリング)をチョークで、浦和学院出身で高校時代にレスリングで活躍した加藤学(本庄道場)を肩固めで、圧倒的な実力を見せつけて連覇。道着無しルールにおいても実力をいかんなく発揮した。2勝を挙げた尾藤は2位に入った。 尾藤には、長年のコンバットレスリング参戦を称えて、特別表彰が行われた。
▼ベテラン 74kg
ベテラングラップラー・赤間紀史(太田章レスリングクラブ)が、カザフスタンのベテランフリースタイル選手権で3位入賞経験のあるベイセンバエフ・エスケンディールに勝利し、嬉しいコンバットレスリング初戴冠。
▼ベテラン 100kg
欠場もあり、ワンマッチ決勝。 コンバットレスリングではおなじみの顔となった倉島信行(DRADITION)と、アダルトとのダブルエントリーを行ったスティーブン・ヨーケイも対決。 中盤まではほぼ互角に展開だったが、後半にポイントを奪ったヨーケイが勝利。コンバットレスリング国際大会でに初タイトルを獲得した。
▼ユース
10歳から15歳がエントリ−。 実験的に、サブミッションを廃した「テイクダウン+ホールド・ポイント」のみを認める特別ルールが採用された。 フェザー級に出場したジョン・ヨーケイ(10歳/スティーブン・ヨーケイの実子)が、“フォークスタイルレスリング”のテクニックを駆使し、日本選手とモンゴル選手をポイント差で下し優勝。特別賞を受賞し、開催地の吉田信解本庄市長より表彰を受けた。
▶次ページは、チーム部門の順位、BRAVE FIGHTER賞、個人入賞者一覧
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