“顔面流血ピンチ”も起死回生の逆転KO!相手の心を折る一撃に「すごい根性」=UFC
7月1日(日本時間2日)に米国ネバダ州ラスベガスにて開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ラスベガス76』のライト級マッチにて、エルベス・ブレナー(25=ブラジル)がグラム・クタテラーゼ(31=ジョージア)にKO勝利。顔面流血しながらも、最後まで勝負を諦めなかった大逆転劇に多くの称賛の声が寄せられた。
【動画】顔面流血のブレナー、強烈フックで逆転KO!心折れた相手はしゃがみ込みダウン
ブレナーはブラジル名門シュートボクセ・ディエゴリマ所属の選手。キャリア14勝で11の一本と極めの強い部分が光るが、シュートボクセ所属とあって、アグレッシブな打撃も武器だ。
対するクタテラーゼは20年10月のUFC初戦で元KSWライト級王者のマテウス・ガムロットに競り勝った実力の持ち主。キャリア12勝で8フィニッシュ(7KO・1一本)の決定力の高さを誇るストライカーだ。
試合は1R終盤、クタテラーゼのヒジ攻撃がブレナーの顔面を直撃、ぐらつくブレナーはKO寸前のフラフラ状態に。なんとか2Rまで生き延びたが、2Rもクタテラーゼはヒジ攻撃、カットしたブレナーの顔面と頭部は流血で真っ赤になる。
3R開始前ドクターチェックも入るなど、クタテラーゼの勝利は間違いないと思われたが、ブレナーが反撃を開始。スタミナ切れか失速するクタテラーゼとは対称的に、手数が増えていくブレナー。すると残り2分、強烈なボディでクタテラーゼの動きが落ちると、ブレナーが左フック!
クタテラーゼは金網際に崩れるようにかがむと、ブレナーがパウンド連打。手で頭を抱え込み、完全に心が折れた様子のクタテラーゼを見て、レフェリーが試合を止めた。
ヒジカットの流血具合を見ると、いつ止められてもおかしくない中で勝利したブレナー。この大逆転KO劇に「すごい根性」「気持ち強すぎ」「ブレナーに惚れた!」とコメント欄には多くの称賛の声が寄せられた。
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス76』
2023年7月1日(日本時間2日)米国ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
▼ライト級
●グラム・クタテラーゼ(ジョージア)
KO 3R3分17秒 ※左フック
○エルベス・ブレナー(ブラジル)
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