【Stand up】及川道場の新鋭・近藤大晟、大接戦制して決勝戦進出
▼第3試合 King of Rookie 2023新人王決定戦1回戦 -67.5kg契約 3分3R(延長1R)
〇野口紘志(橋本プレボ)
KO 1R 1分
●成瀬晴規(フリー)※デビュー戦
6戦3勝(2KO)3敗の野口と、デビュー戦の成瀬の一戦。1R、右ハイを入れ、蹴りで距離を取りたい成瀬に対し、野口が強引に距離を詰めてパンチ連打。ロープを制にする成瀬は勢いに飲まれてパンチを浴びてダウン。野口がKO勝ち。
▼第2試合 King of Rookie 2023新人王決定戦1回戦 -67.5kg契約 3分3R(延長1R)
〇若林澪生(チームオノリュウ)
判定3‐0 ※30‐28、30‐28、30‐27
●HENMI 9(東北AVANTI)
Stand upアマチュアAクラス-65kg優勝で3戦2勝1敗の若林と、K-1アマチュア東日本Aクラス-70kg優勝でプロ1戦1敗のHENMIの一戦。
1R、右ロー集中打の若林に対し、HENMIはプレスをかけて打ち合いを呼び込む。HENMIは右ハイを入れ、若林は左右フックから組んでHENMIの連打を止める。
2R、若林は右ミドルからパンチにつなぐが、お互いに組む展開が目立ちレフェリーからホールディングの警告を受ける。3R、若林は右ハイからパンチ連打にいくものの、HENMIがすぐに組み付く展開に。イラつく若林は強引に離そうとするが展開は変わらない。判定で若林が勝利した。
▼第1試合 King of Rookie 2023新人王決定戦一回戦 -60㎏契約 3分3R(延長1R)
〇原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)
KO 1R 2分9秒
●騎士(サクシードジムTeam Exceed)
Stand upアマチュアAクラス-65kg優勝の実績があり、2戦1勝(1KO)1敗の原口と、1戦1勝(1KO)の騎士の一戦。1Rから原口はパンチを強振。ワンキャッチからのヒザ蹴りも入れて削っていくと、右ストレートでダウンを奪う。立ち上がる騎士は右ローを効かせて追い込むと、最後に右フックを命中させてKO勝ち。なお、原口は今大会のMVPに選ばれた。
■寺戸伸近GM総括
「第1試合目の原口アンドレイ選手は左フックの当て勘も凄く良く、それでペース使んで綺麗に倒して素晴らしかったです。次の決勝戦に向けていい形で繋げれたんじゃないかなと思います。
第2試合目の若林選手は凄く身体が強いので、もう少し蹴りとかをコンビネーションで混ぜれたらもっと倒せる場面があったんじゃないかなと。決勝戦はさらに進化したところを期待したいと思ってます。
第3試合目の野口選手は早い段階で倒したことで今回はあまり試合した感覚がないかもしれないですけど、綺麗なKOだったんで決勝戦も期待したいと思います。
第4試合目の野島選手は凄くセンスがあって、テクニックもあるなと思ったんですけど、野島選手も蹴りをもう少し蹴ったり、コンビネーションでうまく使えたらもっと倒せる選手になると思うので今後の成長に期待して決勝戦を見させてもらいたいと思います。
第5試合目は両選手共に凄くいい選手で、激しい試合でした。近藤選手は僅差で勝ちましたが、負けた簗選手もいい選手だったので次に期待をしたいと思います。(MVP選出理由は?)今大会は全体的にKOやいい試合があったんですけど、第1試合目で凄くインパクトのあるKOだったので原口選手をMVPに選ばさせていただきました。次回大会は9月24日(日)同所で他の階級の1回戦を行い、いい選手が集まってますので期待してください」
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