【DEEP KICK】高校1年生・KING陸斗、1日2試合を勝ち抜き-51kg王座決定トーナメント進出へ

2023/08/25（金）UP
（最終更新：2023/08/25 23:25）

DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK ZERO 08』
2023年8月20日（日）大阪･176BOX

『DEEP☆KICK ZERO 08』で行なわれた『DEEP☆KICK-51㎏フレッシュマン1DAYトーナメント』は優勝候補の陸刃（楠誠会館）が準決勝で樹斗（MONSTER JAPAN）に敗れる大波乱。しかし、陸刃に勝った樹斗も決勝で敗れた。樹斗に辛酸を飲ませたのは大会前はほとんどノーマークだったKING陸斗（ROYAL KINGS）だった。

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▼メインイベント　DEEP☆KICK-51kg フレッシュマン1DAYトーナメント決勝 2分3R
◯KING陸斗（ROYAL KINGS）
判定2-1　※30-29、29-30、30-29
●樹斗（MONSTER JAPAN）
※KING陸斗が1DAYトーナメント優勝
※KING陸斗が-51kg王座決定トーナメント進出権を獲得

　1Rから両者は激しいシーソーゲームを繰り広げる。2Rが終わった時点でのオープンスコアは1-1と全くのイーブン。

　3Rになっても激しい攻防が続いたが、中盤から陸斗のワンツーが疲れを見せ始めた樹斗にヒットし始めた。結局、判定は2-1で陸斗。ナチュラル体重で51㎏程度しかないという出場選手中最も小柄な高校1年生が賞金10万円とともに、-51㎏王座決定トーナメントの出場権を手にした。

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▼セミファイナル　DEEP☆KICK-57.5kg挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R　延長1R
◯KING龍蔵（ROYAL KINGS）
判定3-0　※29-26、30-26、29-26
●麻太郎（NJKF健心塾）
※KING龍蔵が-57.5kg挑戦者決定トーナメント決勝に進出

　勝負が動いたのは2Rだった。開始早々、龍蔵は左ボディと右フックの連打で麻太郎の出鼻をくじく。そして右ストレートを連打して、先制のダウンを奪ったのだ。その後龍蔵は決して無理することなく、ボディフックで麻太郎のスタミナを削っていく。

　あとがない3R、麻太郎は猛然と右ストレートを突破口にワンツーやローで反撃を開始するが、そのスキを見て龍蔵はパンチの連打で2度目のダウンを奪う。終盤麻太郎は激しい打ち合いに持ち込んだが、そのまま試合終了のゴングを聞いた。

▶次ページは和田哲平vs翔、岩KINGvs翔太郎、その他試合結果

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