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【ボクシング】KO防衛のヘビー級王者ウシクに「実はボディでKO負け」の声、ダウン時のローブロー判定に物議

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2023/08/27(日)UP

統一戦をKOで防衛し喜ぶウシク(Getty Images)

 8月26日(日本時間27日)、ポーランドで開催された、WBAスーパー、WBO、IBF世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)vs.WBAレギュラー王者ダニエル・デュボア(英)は、ウシクが9Rに右ストレートで48秒KO勝ちを果たしWBA王座統一と3団体王座防衛に成功した。
 しかし、5Rのデュボアのボディでダウンしたウシク、レフェリーはローブローと判定したが、長いダウンでウシクのKO負けではないかとネット上で物議を醸している。

【フォト&動画】問題のローブロー、ウシクが倒れてしまう

 いくつかの角度のローブローの映像がSNSで拡散、米ボクシング専門サイト「ボクシングシーン」は、スローで見ると、ダウンと取られてもおかしくはないと報じた。

 ボクシングルールではベルトラインへそと臀部の頂点を結んだ線)から下を打つとローブロと判定されるが、映像を見るとなかなか微妙ではある。真横から見たスロー映像では、パンチは縦拳で打っておりグローブの上がトランクスのベルト部分にグローブの下がベルト下になっている。

グローブの下半分はベルトラインより下か(@CanalplusSport)

 SNSでは「このパンチは反則なのか?デュボアがチャンピオンになるべきではないのか?」「デュポアがこれで王者を奪われた」などデュボア勝利のはずだったという声も多かったが、
「合法ならデュボアのKO勝ちだったって、ダウン判定にされたらウシクはすぐに立ち上がっただろう。ただし、パンチはベルトの上で反則ではないと思うが」「少し金的に響いただけでそれを利用した」「ウシク、ローブローを演じるなんて情けない」など、演技だったというコメントも続いた

 微妙なベルトライン、判定が難しいところだ。

 試合はウシクが2Rにデュボアをぐらつかせるなど、優勢に試合を進めたがデュボアも打ってはサークリングするなど反撃に。

 そして5R、デュボアの右ボディアッパーがウシクのボディを直撃しダウン。レフェリーは即ローブローとし、ウシクもローブローアピールでしばらく起き上がらなかった。

 以降もボディを攻めたデュボアだったが倒せず、ウシクは回復。
 そしてウシクが8R終了間際、左ストレートを効かせ、さらに連打でダウンを奪うと、ダメージの残るデュボアにウシクは9R、序盤から攻め、右ストレートで48秒でKOで下した。

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