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【NJKF】吉田凜太朗、大逆転TKO勝利で新王者に!優心はドロー防衛、真美はS1世界王者に輝く

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2023/09/17(日)UP

優心(左)は谷津(右)に右ヒジ打ちを決めてカットした

▼第9試合 NJKFフライ級タイトルマッチ 3分5R
△優心(京都野口ジム/NJKFフライ級王者)
判定ドロー0-1 ※48-49、48-48×2
△谷津晴之(新興ムエタイジム/NJKFフライ級1位)
※優心は王座防衛に成功。

 王者・優心と挑戦者・谷津晴之による、NJKFフライ級タイトルマッチ。

出血した谷津は、一気に攻めるも及ばず

 両者は21年にもタイトルマッチで激突しており、優心が僅差の判定勝ちで王座を防衛。その後、谷津は2度のタイ遠征で2試合ともKO勝利。凱旋の6月後楽園興行では判定勝ちと勢いに乗り、優心とのリベンジマッチにたどり着いた。

 1R、互いにカーフキックで削り合い。谷津は、ワンツーの強打で3回、優心に仕掛け足しにかかる。優心は、このワンツーに左フックを合わせる場面もあった。ここは互角も、やや谷津が仕掛ける印象。

優心のヒジ打ちカウンター

 2R、谷津は1Rと同様にプレッシャーをかけて、優心を下がらせる。コーナーへ追い込むとパンチのコンビネーションで攻める。後半は優心も逆襲して、王者の意地を見せる。

 3R、谷津はプレッシャーをかけながら、入り際はパンチではなく縦ヒジに切り替えた。これをかわした優心は足を持ったまま2歩以上、歩いての攻撃で減点1。優心はヒジ打ちのカウンターを狙うなど反撃したが、減点が大きく響いたか。

 4R、やや優位に立った谷津は、積極的に右のパンチを放っていく。優心は反撃したいものの谷津のパンチと、首相撲の展開をなかなか崩せず。谷津は積極的に攻めるも、倒すまでに至らず。

優心はドロー防衛となった

 5R、優心はやや受け身になる展開が多かったが、カウンターの右ヒジ打ちが入り、谷津が左目上から出血。ドクターチェック後、再開。谷津は出血が多く、止められる可能性もあったため、最後の力を振り絞ってパンチを振り続ける。優心はヒジ打ちを何度も谷津の左目に向かって突き刺していった。

 試合終了のゴングが鳴らされ、勝負は判定へ。1(谷津)-0でドローとなり、優心がドロー防衛に成功した。


真美が世界チャンピオンとなった。仲間たちと。菅原美優や龍聖も祝福

▼第8試合 S1レディース世界ライトフライ級王座決定戦 2分5R
●セーンガン・ポームンペット(タイ/ポームンペットジム/SEA Games(東南アジア競技大会)2022年マレーシア大会銀メダリスト)
判定0-3 ※47-48、46-48、45-30
〇真美(Team lmmoRtaL/ミネルヴァライトフライ級王者)

計量オーバーのセーンガン(右)は減点2からのスタート

 S1レディース世界ライトフライ級王座決定戦は、22年のSEA Games(東南アジア競技大会)inマレーシア大会銀メダリストである、セーンガン・ポームンペットと、ミネルヴァ ライトフライ級王者である真美が争う。

 19歳ながら57戦41勝16敗と戦績豊富でパンチと蹴りをバランスよくこなすセーンガンを相手に、真美は持ち前のアグレッシブファイトでS1レディース世界王座を狙う。

 前日計量で、セーンガンは契約体重790gオーバー。こののため、減点2となり、さらに勝者となっても王者に認定されない形での対戦となった。

真美はパンチで倒しにいった

 1R、セーンガンは前蹴りで突き放す。真美は前へ出て、左右のパンチを放っていく。セーンガンは被弾しながらも、距離を潰して首相撲の展開へ持ち込む、真美はヒザ蹴りで応援も、セーンガンはヒジ打ちを放つ。

 2R、セーンガンは左右のミドルキックをヒットして、真美を中に入らせない。だが真美は、隙を見て左右のパンチで入るも、首相撲の展開に持ち込まれる。セーンガンはパンチをもらっても下がらずに組み付いていく。

 3R、真美は蹴りから入り、パンチにつなげるパターンを選択。これがはまり、真美はパンチがヒットする場面が増えていく。セーンガンはパンチをもらいながらも、ミドルキックを返す。互角の展開が続く。

積極的に攻めた真美が新王者となった

 4R、真美はプレッシャーをかけながらローキックからパンチへ。セーンガンは下がりながらミドルキックを返すも、押されてしまう。勢いがある真美は、左右のパンチを仕掛ける。セーンガンは首相撲に持ち込むのが精一杯か。

 5R、真美は積極的に攻めてセーンガンを下がらせる。真美は蹴りからパンチのパターン。セーンガンは下がりながらのミドルキック。最後まで同じような展開となり、判定3-0で真美が勝利。世界ベルトが腰に巻かれた。

 新王者となった真美は「感動しすぎて、内容は覚えてないです。世界チャンピオンになったんですが、まだまだ上を目指していきたいです」とコメントした。

▶次ページは、嵐vs.海老原竜二、HIRO YAMATOvs.龍旺、日下滉大の引退式

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