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【GRACHAN】15周年記念大会で阪本洋平が山本琢也を相手に引退「格闘技は最高だなと」

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2023/10/16(月)UP

ダリ(右)をパンチで追い込む岸本(左)だがドローに

▼メインイベント(第15試合) マーメイドグループpresents ライト級5分2R
△ロクク・ダリ(TRI.H Studio)
ドロー 判定1‐0 
△岸本篤史(BRAVE)

 ダリは高い身体能力を生かして、DEEP、GRACHAN、巌流島など様々なリングで戦い、18年12月にはGRANDウェルター級王座を戴冠した。今年6月のRIZINでは木村ミノルとキックルールで対戦し失神KO負けしたが、その後、木村のドーピング陽性が発覚したためにノーコンテスト扱いとなった。

 対する岸本は高校からボクシングを始め、インターハイ3位、国体準優勝の実績を持ち、MMA転向後はGRACHANを主戦場に。RIZIN初参戦となった22年7月のRIZIN沖縄大会では渡慶次幸平にTKO勝利を収めた。

 1R、打撃の交錯なく、ダリが岸本に組みついて金網に押し込む。お互いにヒザを出すが展開なくブレイク。再開後、左インロー、左ストレートを飛ばす岸本に、再びダリは組みついて金網に押し込む。なかなか打撃を出さないダリに岸本が左ストレートをヒット。

 2R、すぐに組みついてテイクダウンしたダリだが、寝た状態で反則のヒザ蹴りを岸本の打撃に入れてしまい試合中断。ダリにはイエローカード(減点1)。

 再開後、大振りのパンチを振り回しながら組みついたダリはテイクダウンからバウンド。下の岸本は防御しながら三角絞めを狙う。スタンドから再開後、岸本はパンチを飛ばすが時間切れ。お互いに良いところなく、ドローに終わった。


手塚基伸(下)に判定勝ちしたTSUNE(上)

▼セミファイナル(第14試合) (株)スターマウンテンpresents バンタム級5分2R
●手塚基伸(シークレットベースドミネート・コブラ会/第7代バンタム級王者)
判定0‐3
〇TSUNE(リバーサルジム新宿Me,We)

 手塚はパンクラスでトップランカーとして活躍し、UFCにも2度出場した実力者。15年7月に中村謙作を破り第3代GRACHAN MMAバンタム級王者に輝いた。21年12月には第6代王者・伊藤空也を1R52秒腕十字で下して王座返り咲きを果たした。

 対するTSUNEはキャリア12年で37歳のベテラン。パンクラスを主戦場にし、2022年12月にはバンタム級暫定王者決定戦で田嶋椋と対戦し、タイトルマッチも経験している。現在パンクラスでバンタム級7位にランクイン。

 1R、開始早々に手塚が組み付いてTSUNEのバックに飛び乗るとスリーパー狙い。何とか耐え抜いたTSUNEは降り落とすと、手塚は下から肩固め。これも脱出したTSUNEは抑え込みながらヒジを落とす。

 2Rもテイクダウン狙いの手塚が組み付いてバックを奪ってコントロールする。立ち上がりながら上のポジションを取ったTSUNEがグラウンドで優位にポジションを奪い、上から仕掛ける場面が続く。判定でTSUNEが勝利し、「いきなりチャンピオンとやらせてもらって一応勝ったんで、次、タイトルマッチやらせてください」と手塚の王座挑戦をアピールした。


高須(右)に左ハイを見舞う伊藤(左)

▼第13試合 WOO-EAST(株)presents バンタム級5分2R
〇伊藤空也(BRAVE)
TKO 2R 1分47秒 ※レフェリーストップ
●高須将大(パラエストラ柏)

 伊藤は禅道会仕込みの打撃とバランスの良いグラップリングを武器にGRACHANで活躍し、昨年9月に獅庵に勝利しベルトを獲得した。今年6月にはRIZINに初出場し「バンタム級トーナメント」1回戦で金太郎と対戦し、惜しくも判定負け。21年12月のGRACHANバンタム級タイトル初防衛戦では手塚基伸に一本負けし、王座陥落。その後、3連勝で王座返り咲きを狙う。

 一方、ステージ4の肝臓癌から復活というエピソードを持つ高須はZSTを主戦場にし、柔術の大会でも積極的に試合をこなしている。

 1R、蹴りを飛ばす伊藤に対し、高須は組み付いてケージに押し込む展開が続く。2R、強烈な左ミドルを入れた伊藤は、左ハイを二連発。高須のタックルを潰してパウンド連打を落として動きを止めたところでレフェリーがストップした。

▶︎次ページはJ-MMA Rookies CUP決勝戦ほか

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