【空道】西尾勇輝が優勝、エース・目黒&新鋭・佐々木の「小よく大を制す」夢はルールの穴に潰える!=全日本無差別選手権
全日本空道連盟
『2023 空道全日本無差別選手権大会』(3P目)
2023年11月19日(日)宮城・カメイアリーナ仙台(仙台市体育館)
▼準々決勝 第1試合
〇遠藤春翔(大道塾総本部)
延長 一本勝ち
●中上悠大朗 (大道塾総本部)
※本戦は両者ポイントなく自動延長。延長、遠藤の左フックにより中上が左肩を脱臼。
一般部の全日本クラスの大会は今回がデビュー戦ながら、関東地区の予選をぶっちぎりの強さで制しており、前評判の高かった中上悠太朗(172センチ、74キロ)は、2022全日本-250準優勝の佐川太郎(大道塾仙台東支部)からハイキックなどで2ポイントを奪取、2022全日本-240優勝の伊東宗志(大道塾日進支部)との延長に及ぶ接戦を制し、ベスト8入り。
対する遠藤は、2019シニア全日本重量級王者・横山智樹から投げ→キメ突きなどによる2ポイントを得て勝利を収めると、2回戦では林洸聖に本戦旗判定0-3で劣勢ながら延長で旗5本を取り返し、逆転勝ちを収めエイトに辿り着いた。
両者の対戦は、静かに本戦・延長と眼で殺し合う展開が続き、延長終盤になって突如、猛スピードのパンチ合戦に。左フックの交錯により、中上の左肩が抜け、バタリ。剣豪の斬り合いのような一瞬の攻防の末、立っていたのは遠藤の方であった。
▼準々決勝 第2試合
〇佐々木龍希 (大道塾総本部)
不戦勝 ※小野寺が両拳の骨折により試合を棄権
●小野寺稜太(大道塾総本部)
2回戦で大西凜駿(大道塾横須賀支部)との豪快な投げ合いを制し、ベスト8入りした佐々木。
一方、2023世界選手権ー250クラス優勝に出場した小野寺稜太(173センチ、78キロ)は、1回戦の八幡義一戦で両拳を骨折し、2回戦の飯田諭戦では一発もパンチを出さず、離れては蹴りのみで闘い、組みや投げからの腕ひしぎ膝固めへの連繋で鮮やかな一本勝ちを収めたが、さらなる闘いは不可能と判断され、準々決勝を棄権。
佐々木の不戦勝となった。
【動画】2回戦、佐々木龍希が大西凜駿との豪快な投げ合い制す!
▶︎次ページは準々決勝:西尾勇輝vs目黒雄太、辻野浩平vs服部晶洸
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