【KNOCK OUT】龍聖がファク・スアレスを圧倒KO、軍司泰斗との対戦をアピール
▼第10試合 KNOCK OUT-BLACK 女子-48.0kg契約 3分3R・延長 1R
〇ぱんちゃん璃奈(フリー)
KO 3R1分14秒
●ケイスリィ・ヴァンス(オーストラリア)
ぱんちゃんは15戦無敗の元KNOCK OUT2階級制覇王者。膝の十字靱帯手術を経て、今年4月に約1年1ヶ月ぶりとなる公式戦で台湾のワン・チンロンに判定勝ちすると、9月には同じく台湾のチャッキーにヒザ蹴りKO勝利した。
相手のヴァンスは33戦22勝の戦績を持ち、ISKAサウスパシフィック王座の他、ISKAオーストラリア州王座やWMCオーストラリア州王座など、地域タイトルをいくつも獲得している強豪だ。
1R開始すぐにパンチを出し合う両者。フルスイングのヴァンス。しかし、ぱんちゃんはステップでかわしながら前蹴り、ジャブを突き刺す。残り30秒、ぱんちゃんがパンチを連打しながら飛びヒザ蹴りを出す場面も。ヴァンスは右目上から流血も、これは相手のヒジが当たったものとダメージではないと主張。
2R、変わらず大きく拳を振り回すヴァンス。ぱんちゃんは冷静に相手の動きを見ながら、ジャブ、ストレートを返す。中盤から、ぱんちゃんがジワジワと圧をかけながら前進。ロー、ジャブ、ワンツーを当てていく。
残り40秒、ぱんちゃんの強烈な右がヒット!ヴァンスの口からマウスピースが吹き飛び、ヴァンスが背を向けると、レフェリーはスタンディングダウンを取る。
3R、パンチを振り回しながら前に出るヴァンス。ぱんちゃんは冷静に捌くと、逆にヴァンスをコーナーに追い詰め、パンチを連打。倒れないまでもヴァンスはフラフラ。すると、ぱんちゃんの強烈な右ストレートが炸裂!
ヴァンスがダウンすると、レフェリーが試合を止めた。
ぱんちゃんは勝利マイクでファンや関係者、チームに感謝の気持ちを述べると「ぐちゃぐちゃな試合になってしまったんですけど、ダウンをとって、倒せることを証明できたかなと思います。まだまだ課題はありますが、日本で一番強い女子格闘家を目指してストイックに頑張りたいと思います」と語った。
▼第9試合 スーパーファイト/KNOCK OUT-BLACK -56.0kg契約 3分3R・延長1R
●古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACK スーパーバンタム級王者)
判定0‐2 ※27‐28×2、27-27
〇壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
古木はフルコンタクト空手で活躍し、キックの世界へ。22年11月にはプロ5戦目にして、KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者となった。今年3月、武蔵に初回KO負けしたものの、今年8月に小倉尚也を初回KO、9月には森岡悠樹も初回KOで下した。当初、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者・古村光と王者対決を行う予定だったが、古村が怪我で欠場となり、壱が代替出場。
壱は卓越したムエタイテクニックを誇り、端正なルックスから“職業イケメン”と称される。昨年11月、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座を獲得。今年3月には響波にKO負け、8月の初防衛戦では古村光に判定1-2で惜敗したが、前戦となった11月の片島聡志戦では判定勝ちしている。
1R、左ミドル主体の壱に、いくら蹴りをもらっても古木はガンガン前に詰めて右ロー。距離を詰めると一気にパンチ連打で追い込む。逆に壱が左フックを合わせて古木は腰を落とす。
2R、前に詰める古木に対し、壱もパンチで応戦するが、古木は左フックでダウンを奪う。壱もパンチで逆襲に出て左フックでダウンを奪い返した。
3R、古木は距離を詰めるのに対し、壱は左ミドル、前蹴りで突き放す。接近戦ではお互いにパンチを交錯。削り合う激しい打ち合いの攻防戦は壱が僅差で判定勝ちを収めた。
▶︎次ページは久井大夢vs.トンミーチャイ、三上ヘンリー大智vs.パトリック・ケンソン、そのほかの試合結果
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