【Aリーグ】“キック界の浜崎あゆみ”AYUMI、元女子プロレスラーとの激闘を制す
PINK DRAGON
『Aリーグ 59DX~能登半島地震復興支援チャリティーイベント~』
2024年3月24日(日)宮城・ドラゴンボクシングスタジアム(DBS)
▼メインイベント(第36試合) 47.5kg契約 2分3R
〇AYUMI(DRAGON/パトンスタジアムピン級王者)
判定3‐0 ※三者とも30-28
●近藤真帆(契明ジム)
“キック界の浜崎あゆみ”の異名を持つAYUMIは、アマチュア時代にDBS女子50kg級王座を獲得しているハードパンチャー。22年9月、鹿児島で開催されたLEGION☆JAPANでプロデビューし、2戦目でタイ・プーケットで女子ムエタイ99P(45.0kg契約)タイトルに挑戦し惜しくも判定負け。その後、あのフェフ姉さんとの激闘で勝利し全国的に名を広めた。
今年2月にはタイ・プーケットに再び乗り込み、パトンスタジアムでタイトルマッチで勝利し、見事ピン級王者に。タイトル奪取後、休む間もなく今回メインイベントに出陣する。
対する近藤は、ブランカ真帆のリングネームで女子プロレスラーとして活躍し、キックボクシングに転身した異色の選手。昨年12月にプロデビューし、DBSランカーの魅優(ASTRAME GYM)と大接戦を演じ、打たれてもパンチで前に出る気の強さを見せた。
今回の契約体重47.5kgは通常45kgで戦うAYUMIにとってはかなり不利な条件だが、戦績は浅いながらプロレスラー特有の打たれ強さを持つ近藤に強打を炸裂させるか。
1R、左ミドルのAYUMIは積極的に組んでのヒザ。独特のモーションから左右フックを当てるAYUMIだが、打ち合いの際に近藤の右フックを浴びる。これで左目を負傷(のちに眼窩底骨折と診断された)したAYUMIは視界が悪くなり、2Rから首相撲を仕掛ける展開を余儀なくされた。組まれた近藤は強引にパンチを振り回すラフファイトで応戦。
3RもAYUMIは接近戦で打ち合いながらも組んでのヒザ、右ミドル。近藤もパンチ主体の攻めで最後まで前に出続ける。判定で勝利したAYUMIは「チャンピオンになって絶対に負けられない戦いだったので、首相撲ばかりの展開になってしまいました」と猛反省していた。
▼セミファイナル(第35試合) DBSフライ級次期挑戦者決定戦 2分3R
〇ユウリ・ルーククロンタン(=有里/ルーククロンタン/TeamSRK/前DBSスーパーフライ級王者)
判定3‐0 ※三者とも30-28
●たまにゃん(契明ジム/元ボクシングABCO女子スーパーフライ級王者)
有里改めユウリはWINDY Super Fightライト王者・細貝祥汰、DBS&RKA&UKFインターナショナルライト級王者・晃希を兄に持つ格闘家一家の末娘。2020年に初代DBS女子スーパーフライ級王者決定ワンデートーナメントを制覇し戴冠。DBSだけでなく、タイでも定期的に試合をこなす。
対するたまにゃんはボクシング元ABCO女子スーパーフライ級王者。DBSではKAREN、AYUMIに敗れ、キックでまだ勝ち星はないが、50代とは思えない打たれ強さとチャイスー(闘争心)を秘めている。両者はDBSフライ級次期挑戦者決定戦(王者はMelty輝)で激突した。
1Rからパンチ主体の攻めのたまにゃんに対し、ユウリは組んでのヒザを当て優位に試合を進める。
2R、圧力を強めるたまにゃんに、ユウリは打ち合いにも応じ一歩も退かない。3R、組んでからのヒザ、打ち合いでもヒジを交えながらパンチを出すユウリが判定勝ちした。マイクを握ったユウリはDBS二階級制覇を宣言した。
▼第34試合 58kg契約 2分3R
●伊藤咲花(小比類巻道場三沢支部/DBSバンタム級1位)
判定1‐2 ※29-30、30-29、29-30
〇マリーシンク(RIOT GYM)※プロデビュー戦
▼第33試合 セミプロルール 49.0kg契約 1分30秒3R
●鹿野晴香(DRAGON石巻)
判定0-3 ※三者とも26-30
〇山本玲(RIOT GYM/全日本アマチュア王者)
▼第32試合 セミプロルール プロ査定試合 54.0kg契約 2分3R
〇柿崎暖(DRAGON湯沢)
判定3‐0 ※三者とも30-28
●千葉蒼太(小比類巻道場三沢支部)
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【Aリーグ】“キック界の浜崎あゆみ”AYUMIが凱旋試合、元女子プロレスラーと激突
・【海外ムエタイ】DBS女王KAREN&AYUMI、タイ強豪に敗れタイトル奪取ならず
・【戦場】久遠とKARENの一戦は痛み分け、有里は芳美に判定勝ち
・【戦場】20歳KAREN、ほのかとの再戦制してDBS王者に
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!