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【イノベーション】元山祐希、新鋭・前田大尊を下して新王者に輝く

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2024/04/07(日)UP

前田大尊(左)を判定で下して新王者に輝いた元山祐希(右)

JAPAN KICKBOXING INNOVATION
『RESISTANCE-15』
2024年4月6日(土)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第10試合) INNOVATIONフェザー級(57.15kg)王座決定戦 3分5R延長1R ※ヒジあり
〇元山祐希(武勇会/INNOVATIONフェザー級1位)
判定3-0 ※49-46、48-47、49-46
●前田大尊(マイウェイジム/INNOVATIONフェザー級2位)

 元山は、今トーナメントの優勝候補のベテラン。過去にはINNOVATIONの絶対王者・岩浪悠弥に1階級下で挑み、判定負けも接戦を繰り広げたことがある。昨年4月のINNOVATIONフェザー級王座決定トーナメント準決勝では遊羅に3RKO勝ちした。戦績は28戦17勝(4KO)9敗2分。

 対する前田は同じく準決勝で都築憲一郎に判定勝ちした18歳。戦績は9戦7勝(1KO)2敗。

 1R、序盤からプレスをかける元山に、前田は徹底して右ローを当てていく展開。スピード溢れる前田は手数を出していくが、タフな元山はガンガン前に出てパンチを振るう。

 2Rも前田は徹底して右ローで攻め、前蹴りで距離を取る。前進は止まらず、距離を縮めた前田は右フックで遂にダウンを奪う。3R、攻め疲れと元山の圧力疲れのせいか、疲労が見える前田に対し、元山は左右フック、組んでのヒザでさらに削っていく。

 4R、巻き返しを狙う前田は手数を見せるものの、元山はプレスを強めて打撃を当てていく。5Rもタフな元山が前に出てパンチを当てて組み付いてヒザ。最後まで攻め続ける元山が判定勝ちでベルトを獲得した。

▶︎次ページは藤平泰地vs本多 樹、夢叶vs佐野 澪ほか

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