【イノベーション】紀州のマルちゃんが5度目の挑戦で新王者に、久井大夢との対戦アピール
JAPAN KICKBOXING INNOVATION
『Z RACING PARTS presents RESISTANCE-14』
2023年12月10日(日)東京・品川インターシティホール
▼メインイベント(第10試合) INNOVATIONライト級(61.23kg)王座決定戦 3分5R延長1R
〇紀州のマルちゃん(武勇会/INNOVATIONライト級1位)
判定3‐0 ※50‐48、50‐47、50‐47
●井上竜太(Hard worker/INNOVATIONライト級2位)
マルちゃんは“やるかやられるか”の打ち合いを見せる激闘派。今年4月大会でのINNOVATIONスーパーフェザー級タイトルマッチでは、王者・新田宗一朗に挑戦したが、判定1-0でマルちゃんを1ジャッジが支持するドローとなり王座戴冠を逃した。その後、7月、9月と勝利を重ね、今回の1階級上の王座決定戦へのチャンスを獲得した。今回の5度目のタイトルマッチに向け、橋本道場で長期間に亘って出稽古も行ってきた。
対する井上は、今年9月のINNOVATONライト級王座決定トーナメント準決勝戦で上位ランカーの上野コウキに、大接戦の延長判定2-1で勝利している。なお、井上の所属ジムのHard workerは無期限休館の活動停止となるため、Hard worker所属ではラストの試合となる。
1R、左ミドル主体のマルちゃんに対し、井上は右ローをこつこつ入れていく。マルちゃんは組んでのヒザも入れるが、井上は距離を取って右ロー、バックスピンを交ぜていく。
2Rも左ミドルのマルちゃんはチャンスと見るやパンチ連打。組み付いてのヒザを入れ、長身を活かしてこかすなどで翻弄。後手気味の井上はパンチを被弾しながらも右ローを返す。
3R、「ギアを上げろ!」のセコンド指示で前に出る井上に対し、マルちゃんは組み付いてのヒザ蹴りを多用し、ヒジも入れてペースを握る。オープンスコアでジャッジ三者はマルちゃんを支持。
4Rも変わらずマルちゃんは組んでのヒザで削っていき、井上はなかなかペースを握れない。
5R、組んでのヒザのマルちゃんに、ペースを掴めない井上だが、もがくように振り切ってパンチ連打を見舞う。マルちゃんもパンチで応戦しお互いに譲らない。
終始ペースを握り判定勝ちしたマルちゃんは「僕は何回もタイトルマッチ経験させてもらって全然取れなかったんですけど、今回やっと獲ることができて、とりあえず安心しています」と挨拶。
そして「今後の目標としては、スーパーフェザー級でも大丈夫なので60kg前後で日本(タイトルを)全部獲ろうかなと思っていて、今60kg界隈でたぶん、一番勢いのある選手がKNOCK OUTの久井大夢選手だと思うので、挑戦して60kgを全部統一するつもりなのでよろしくお願いします」とKNOCK OUT-BLACKライト級王者・久井大夢への対戦をアピールした。
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