【空道】目黒雄太、全日本体力別選手権でV8、驚異の“10年間無敗”を達成!
▼‐240クラス決勝戦
〇谷井翔太(大道塾横須賀支部)
延長 旗判定5-0 ※本戦、延長とも、両者にポイントなし
●伊東 宗志 (大道塾日進支部)
前回大会22年全日本のこのカテゴリーの優勝者である伊東宗志と、前々回大会21年全日本の同優勝者であり、4月7日にはMMAプロ競技『修斗』で勝利を収めたばかりの谷井翔太の一戦。
ハードパンチャーで中間距離での真っ向勝負を挑みたい伊東に対し、谷井は離れては内回し蹴りで意表を突き、近づけば一気に間合いを潰し、テイクダウンを決める。試合をコントロールしている印象を与えた谷井が、旗を得た。
▼‐250クラス決勝戦
〇鈴木浩佑(挌技会)
延長 効果優勢勝ち ※延長、鈴木が四つ這いの相手へのキメ突きで効果(1ポイント)を1回、獲得
●中村凌(大道塾日進支部)
大波乱の階級。準決勝、23年世界選手権-250クラス4位、22年アジア選抜-250クラス優勝の寺阪翼が、アマチュアボクシング出身の中村凌の右ストレートによって担架に乗せられ、現MAキックボクシング連盟日本ウェルター級王者の小川悠太は、キックボクシングに加え柔道のキャリアを持つ鈴木浩祐にテイクダウンを奪われ、本戦旗判定4-1で惜敗。
ダークホース同士の対戦となった決勝は、打撃においてはパンチで中村、蹴りで鈴木がクリーンヒットを重ねる一進一退の展開の末、延長終了間際、テイクダウンを凌いで亀状態になった中村に鈴木がキメ突きを放ち、勝負を決めた。
▼‐260クラス決勝戦
〇林洸聖 (大道塾佐久支部)
再延長 旗判定5-0 ※本戦、延長、再延長とも両者ポイントなし。延長旗判定は2-2
●麦谷亮介(大道塾行徳支部)
前回大会(2022年)のこの階級の準優勝者であり、2023年世界選手権同クラス4位の麦谷亮介はキックボクシング出身ゆえ打撃が巧い分、組み技に穴のある選手だったが、この試合では林洸聖のテイクダウンからキメ突きへの流れをインバーテッドガードで切り抜け、オモプラータに繋ぐなど、トータルファイターへの成長ぶりを感じさせた。一方の林は打ちつ打たれつの乱打戦のなかで相手をマットに沈める好戦的スタイル。
両者の闘いは延長が終わった時点で、旗2本が麦谷に、旗2本が林に挙がり、主審は引き分けを宣告、大会唯一の再延長戦へ。3分×3回の激闘を制し頂点に立ったのが、21歳にして12年の空道歴をもちつつ、ジュニア時代は目立った活躍のなかった林だったことは、多くの空道少年・少女たちに希望を与えることになろう。
▼女子-220クラス決勝戦
〇小野寺玲奈(大道塾帯広支部)
延長 旗判定5-0 ※本戦、小野寺が右ストレートで効果(1ポイント)を1回、獲得
●大倉 萌 (大道塾吉祥寺支部)
22年全日本選手権決勝では、大倉が小野寺を下して優勝。23年世界選手権決勝では小野寺が大倉にリベンジを果たし、世界王者に。
1勝1敗同士のラバーマッチは、掴んでの頭突きや、回し崩しからのハイキックなど、女性ながらに空道ならではのストリートファイト的技術を駆使した小野寺が制した。
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